マサイの赤の秘密/ケニア取材旅行記6 | 獸木野生Official

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Blog by graphic novelist / Movie maker Maxine-Yeasty Kemonogi.
漫画家・映画監督獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、映画AppleEyeシリーズ。
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。

サファリの感動のハイライトに行く前に、マサイの村を見学体験をシェアしておこう。
体験でいろいろ教わったが、うろ覚えなので、情報が正確でないかもしれないことをご了承ください。
マサイ族について詳しいことはググってね:



体験はオプションのツアーで、素敵な民族衣装でのパフォーマンスや、成人の儀式の再現、また通常の生活の様子などを見学させていただいたよ

みんなとってもきれいだね!
マサイの人はとても背が高くてすらっとした体型が特徴的。
優秀なハンターで、草原で遠くのものを日常的に見るので視力がすごくいいことでも知られている。



赤を基調とした民族衣装も有名だ


マサイの人たちは伝統的にライオンと対峙してきたのでライバル関係にあり、この赤い色の服を着てることで色彩を見分けるライオンがマサイと判別して避けてくれ、小競り合いを避けるのに一役買ってるらしい。



草原の中ではマサイの赤は本当に目立つ。



こんなに遠くても



こーんなに遠くても!

ちゃんとマサイだとわかるんだ
(わかるね?)




食べ物の他、住居も牛の糞などで作るので、文字通り衣食住を支える牛さん。

財産でもある



おうち




犬もたくさんいるよ



犬たちはコミュニティと一体化していて、こんなふうに子供のそばにはさりげなく犬がいて守っている








そして獸木的にすごく盛り上がった成人の儀式の踊り!


高ーくジャンプするほど尊敬されるらしい




獸木たち3人もジャンプするみんなの踊りに1人ずつ参加させてもらったよ。
最後だった獸木はマサイの若者と一緒に奇声をあげながらジャンプして大はしゃぎ!
キャー!

おお、大丈夫か?そんなにはしゃいで⁈



獸木野生、野生に帰る

*写真家の田渕睦美さん撮影




ちなみに帽子交換して被せてもらってるのは、成人した戦士の証?のライオンのたてがみ。
現在はライオンや野生動物は保護されてるが、マサイの伝統ではライオンを殺すことで一人前の戦士として認められたらしい。





これはマサイの人がロッジの敷地内のウォーキングツアーをしてくれた時の写真で、この一枚も田渕睦美さんの撮影。

ナイフ光っちょる



火のおこしかたも教えてもらった。




ついた!


うーん、簡単そうに見えるけど、いざとなったらできるかな〜?




ガイドの方のお宅にもちょっとお邪魔させていただいたよ。

マサイの人は若い時はお酒禁止なんだけど、長老になるとお酒飲み放題で隠居生活満喫できるとかで、おうちにはまったりするおじいちゃんがおられました。




これは村のお土産物屋さん。

世界のいろんなところと同じく、観光はケニアでも主要な産業だが、獸木は実はこの旅行では本気で現金を持参しておらず、お土産はほとんど買えなかった。

ツアーで宿泊や食事代は全部込みだったし、車で動物見る以外どこにも行けないと思ってたからね。

サファリ観光業は保護区の整備や野生動物の保護も支えているが、今コロナで観光はストップしてる状態。

このピンチをカバーし、影響を受けたコミュニティを支えるため、野生動物写真のプリント作品を購入することで以下のNPO、Africa Parks Network に100パーセント寄付されるPrints for Wildlife というキャンペーンが、去年と今年2回に渡って行われ、今後また再開される予定。


再開情報やキャンペーンの詳細は上のAfrica Parks Network のホームページやインスタでチェックできるので、支援に興味ある人や、動物の写真が好きな人はチェックしてみてね。


ちなみに上記キャンペーン情報の出どころは......



あのデカプリオ様のインスタです:

ありがとう、デカプリオ様



そしてマサイの皆さん、お邪魔させていただき、ありがとうございました!




獸木野生HP: