あこがれの野生の王国/ケニア取材旅行記1 | 獸木野生Official

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Blog by graphic novelist / Movie maker Maxine-Yeasty Kemonogi.
漫画家・映画監督獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、映画AppleEyeシリーズ。
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。

*文末にケニア取材旅行記全記事コンテンツがあります



 

皆さん、行きたいですよね海外旅行。

よんどころのない事情がある人を除き、コロナで実質海外旅行が不可能になってはや数年.....

....くらい経った気がする今日この頃。

 

 

 

せめてもの慰みに、以前取材に行ったアフリカ・ケニアの旅行記を書いてみることにした。

 

 

アフリカが子どもの頃からの憧れの地で、自作の漫画にもがっつりアフリカが出てくる獸木野生の他にも、いつか行ってみたいと思ってる人がいっぱいいるだろうから役立ちそうな情報も入れて書く予定だけど、何せ2010年のことで、さらにPALM用に自然や動物撮影にフォーカスしすぎてたので、あんまり旅行者向け情報は覚えておらず、情報や時系列が不正確になることをご了承ください。

 

 

PALMについてはココ:

http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/index2.html

 

 

 

 

あと掲載する写真は基本獸木野生本人が撮影したものだけど、獸木が映ってる写真など、一部はツアーで一緒だった田渕睦深さんという写真家の方が撮影してくださったものです。

 

 

 

 

さて

 

 

獸木は普段はひとりで海外をフラフラする派だけど、さすがにケニアのサバンナでそれをやるとライオンとかに食べられてしまうので、この時は

 

道祖神

 

というツアー会社のツアーで行くことにした。

道祖神はアフリカや、世界のいろんなアドベンチャーツアーを手掛けているツアー会社。

2021年夏現在はコロナでアフリカツアーは休止してるけど、代わりに国内ツアー企画があるらしいよ。

 

道祖神HP:

https://www.dososhin.com/

 

 

獸木が参加したのは、8日間のツアーでケニアまでの往復がざっと3日間、正味5日くらいの、マサイマラ国立保護区とナクル湖国立公園でひたすらサファリをするツアー。

 

 

 

 

エミレーツ航空で確か中国のどこかを経由して、

 

*中国のどこかの夜景

 

 

 

まずドバイまで行き、ジムでストレッチしたりしながら数時間待って別の飛行機に乗り換えて、

 

 

 

 

 

ケニアのナイロビ空港に到着!

 

遠かった〜

 

 

 

 

現地ガイドのジョン(右)が、観光会社の偉い人(左)と一緒に空港で出迎えてくれた。

 

ジョンはこの後帰る日の空港まで、ずっと獸木たちをひとりで案内してくれたキクユ語と、スワヒリ語、英語、日本語が話せるキクユ族のガイドさんだ。

 

 

 

ちなみにこの当時はあんまり自撮りや集合写真の習慣がなく、自分やツアー参加者の写真があんまりないが、これは参加者の方かジョンが撮ってくれた多分この日か、次の日の移動中の獸木。

 

羽織ってるのは冬の日本から着てきたジャケット。

ケニアの獸木たちがサファリしたとこは日中は暑いが、朝晩は冷えるので重宝した。

 

 

 

1日半くらいはるばる旅して空港に着いたから、この後さっくり宿泊先に移動してほっと一息かなと思ってたが、ここからがまだまだ遠かった。

 

 

目的地のマサイマラの前に、まずナイバシャ湖という湖のそばのロッジに一泊するのだが、空港からロッジまでは獸木の記憶で車で5時間くらいはあった。

 

 

疲れて意識朦朧としてたが、何しろ憧れのアフリカに着いたし、サファリ以外のケニアの風景を撮るチャンスは移動中だけなので寝るわけにもいかず、車窓からひたすらシャッターを切る。

 

 

 

最初は普通に街なかを行く。

 

車多いね

 

 
 
そして世界中どこにでもあるコカコーラの看板。

 

空港の近くには確かマクドナルドもあって、そうだろうなと思いつつ、ちょっとショックだった記憶がある。

 

 

 

 

 

うわー、これは素敵だね!

 

 
こんなおうちに住んでみたいな。
洗濯物もアートに見える。
 
 
 
 
このツアーの参加者は、獸木込みで慎ましい日本人女性が3人だけだったので、獸木はジョンに「トイレ行きたいんだけど車止めてくれる?」とか叫ぶ係?だったんだけど、トイレはどこも、ものすごくきれいだった。
ただし車で移動中はトイレのない場所ももちろんある。
獸木は自然の中のおトイレは大好きなんだけど、この辺の場合、あまり見通しの良くないところで用を足すのも危ないのでやや難儀。
ライオンとか大きな猛獣も、膝くらいの丈の草があれば完璧に隠れることができるらしいんで、注意しよう。
 
 
 
 
途中どこかで休んだりとかはほとんどなく、ひたすら走る。
これらの風景は走る車の車内から撮ったものだよ
 
 
 
マサイ最大の街ナロック(Narrok)
 
 
 
 
おっ、そろそろ景色が開けてきたね。
 
 
 
移動中の方。
 
徒歩で移動してる人も結構いて、感心いたしました。
 
 
 
 
牛の横断待ち。

 

 

 

 

あっ、ヤギさんもいるね。

 

みんな放牧でいいなー

 

 

 

 

そしてコレは....

 

えっ、コレは......?!

 

 

ジョン!今なんかいたんだけど?!

 

 

この他にもシマウマとか道沿いにチラホラいて、我々観光客は大興奮だったけど、ジョンには牛やヤギと同じらしく、ああいるよね、くらいの反応。

 

 

 

 

とにかくこうして夜になる前にナイバシャ湖のロッジに無事に着いたらしい。

もうこの辺は疲れ過ぎてて記憶がなく、どのようにロッジのベッドに寝たのかも覚えてないのだが、夜中にトイレに起きた獸木は、今までの人生で一度も体験したことない状況にある自分に気づき、呆然とする。

 

 

 

真っ暗‼︎

 

 

そう、目が覚めているのに何も見えない!

わずかな光も、何かの輪郭すら見えない、真の真っ暗闇‼︎

 

手を伸ばし、何かに触るまでゆっくり動いて、壁伝いにあちこち動いてトイレに行きつき、また手探りでベッドに戻る。

 

翌朝わかったことだが、このコテージは野中の一軒家のため自家発電で、節電のため夜中から朝方までは電源をシャットダウンしていた。

このことは各部屋に置いてあるホテルの冊子に書いてあり、ベッドサイドにちゃんと懐中電灯も置いてあった。

 

いつもは到着時にホテルの案内チェックするけど、

着くなりベッドに倒れ込んだらしいおかげで、貴重な体験をした他は、一晩寝て朝ごはんを食べただけでそそくさとコテージを離れ、最終目的地マサイマラに向かったので、このコテージで撮った覚えがある写真はこの鳥の写真一枚だけ。

 

とっても素敵なコテージだったので、もうちょっとゆっくりしたかったなー

 

そしてこの日の午後からはいよいよ.....

 

待望のサファリ!

 

 

 

-------ケニア取材旅行記コンテンツ---------

 

1/ あこがれの野生の王国・現地までの道のりと暗闇体験

 

2/地平線に沈む夕日・マサイマラ国立保護区


3/気球で夢の空中散歩


 4/ロイヤル・プロポーズ


5/動物大行進




アフリカ・ケニア取材写真総集編