獸木家には上の愛犬ハリー様の他にJBとアイボリーもいるので、毛の量も相当なもの。
そこで、実験的にフェルトマットを作って、手順をアップしてみた。
実は獸木はオーストラリアに住んでる時一時フェルトワークにハマって、一瞬メルボルンのフェルト協会に入ってたこともあるのだけど、だいぶ時間が経ってるので、やり方が多少うろ覚えなとこは勘弁してね。
犬や猫の毛はウールではないのと、梳く作業(毛の方向を整えたりする)を省いているのでフェルト化しにくいから、市販のウールを混ぜて作ってる。
また日本犬のように硬くまっすぐな毛や毛足のすごく長いものなど、毛質によってはフェルト化がさらに難しいものもあるので、工夫してね。
覚えておくこと
・フェルトは作っているうちにかなり縮むので、希望の大きさよりひと回り大きめに作る
・下に説明する作り方だと、慎重にやれば机や床はほとんど濡れないけど、獸木のように不器用な人は多少机や床が濡れてもていい場所でやってね。
できれば屋外でやるとのびのび作れる。
・ここでは一番シンプルな物を作ってますが、フェルトではトレーやテッシュケース、毛の量が多ければ大きなマットなどの大作もできるので、色々工夫してみてね。
獸木がオーストラリア時代に作った物も最後に載せときます。
用意するもの
・ペットの抜け毛 たまった分
・ウール(フェルトクラフトの材料など) ペットの抜け毛の3分の2くらいの量
・すだれ 作りたいものより2回り大きいもの
・ビニールシート(ゴミ袋を切ったものなどでよい。ゴミ袋をそのまま使って再利用したいところだが、つくってるうちに破ける確率が高い)作るものよりひと回り大きいもの・ 2枚
・ビンなどに入れた石鹸水 (獸木は固形石鹸を水に溶かしてます。液体洗剤でオーケーかは未実験)
すだれの上にビニールを敷き、まずはウールを薄くちぎって並べていく
この工程を繰り返し、一番上をウールで終わらせ、周囲もウールで薄くカバーしておく
巻いたすだれをしばらくゴロゴロ手でマッサージするように転がす。
30回くらいゴロゴロしたら、一度すだれを開いて、フェルト地を90度回転させる。
これを何度も繰り返してしっかりフェルト化させ、途中様子を見ながら抜け毛やウール、石鹸水を足して、好きな形に仕上げていく
もうこれでいいかなーと思ったら、シンクに持って行って、熱湯と冷水を交互にかけ、絞って床などに叩きつけ、これを2, 3回繰り返す。
(フェルトにショックを与えてしっかり固める作業らしい)
よく洗って、乾かしたら出来上がり!
以下はオーストラリア時代に作ったやつ