Diabetes その2 HbA1c 12.7 | bigbodyのブログ

bigbodyのブログ

ブログの説明を入力します。

続きです。

衝撃の血糖値600超え。

そしてHbA1c(ヘモグロビンの値)は12.7。
6を超えると糖尿病と判断されます。
ヘモグロビンという酸素を運ぶための物質でヘムとグロビンからなります。そのヘモグロビンに血糖が結合したものをHbA1cと呼びます。
HbA1cが高いということは多くの糖がヘモグロビンに結合していることを指し、血糖が高いということを示します。

まあ、数値が6以下だと安心だと思ってください。

奇跡のデブ終了。
「じゃあ入院だね。」
フリーランスなので仕事が出来ないとそんなに蓄えもないし経済的に「死」

目の治療で入院した時は個室に無理を言ってPCを持ち込んでいましたが特例だったし今回も許可が下りるとは限りません。

何とか回避出来ないものか…!
「入院してどんな治療をするんですか?」
「運動と食事制限」
「ずっと点滴に繋がれるとか、毎日注射とかは?」
「ないよ。あなたの場合はまだインシュリンは出ているから飲み薬で出やすくする治療。」
「じゃあ、通院で良いのでは…」
「みんなそういうんだけどね、運動は続かないし食べちゃうからまず成功しないんだよ。」
「いやいや、やります!入院したら食って行けなくなりますし!」
「うーん。じゃあテストしようか。2週間後に血糖値を400まで下げられたら入院はなしでいいよ。」

その日からインシュリンを出やすくする薬と血糖値を下げる薬を飲み始めました。
体重が100キロ近いので、できる運動なんてまずはウォーキングくらい。

ただ薬の副作用で低血糖症になる可能性が高いので(血糖値は高すぎても低すぎても昏睡します。)ブドウ糖のタブレットとコカ・コーラを持ってウォーキングに行きます(症状が出たら直ぐに摂取して血糖値を上げます)が、低血糖症は経験していないので症状が出ても直ぐに気が付かないかもしれないのでお医者さんの指示で嫁さんについて来て貰いました。

たかだか500メートルでギブアップ。
普段は何処に行くにも電車に乗らずに車かバイクでした。太ってからは歩くのが嫌いでした。

先生に「きちんとやります!」とかは言ったもののどこかに逃げ道はないかと糖尿病の先輩たちのブログを検索しましたが…
・人工透析になった。
・失明した。
・脚を切断した。

もう恐怖しかありません!
昔はパンク小僧で「30歳くらいで死ぬ」とか言ってたのがその頃から今までの希望は「老衰で死にたい」なのでもう「死にたくない!」の恐怖心がそれからの僕を奮い立たせる事になりました。

まだまだ血糖値は高いので大量の水分を頻繁にトイレで出す。すると脱水症状で口はパサパサ。
なので水分を撮るしかないんですが、大量なので水とお茶に飽きてきて飲むのが辛くなってくるんです。
水に飽きるなんてあるんだ…と驚きましたが救いになったのがダイエットコーラ。
これはお医者さんにも「あれならいいよ」と言われていました。
水とお茶とダイエットコーラのローテーションで給水は何とかなりました。

食事は成人が一日に摂るカロリーは問題ないので量は少なくありませんでした。
が!それまで気の向くままに完食やお菓子を食べている大食漢ですからお腹が減る。
そこで登場するのが先生から勧められた「焼き海苔」です。
元々海苔屋の息子で海苔は大好きなのと繊維質なので結構お腹に貯まるんです。
これはいくら食べてもカロリー計算に入れなくて良いというので助かりました。
蒟蒻畑もカロリーあるし、ゼロカロリーのは美味しくないし、海苔ばかり食べてました。

しかし、ウォーキングは体重が重いので膝や足首に負担が大きくてあまり長い距離歩けません。
3日経過して2キロ弱。焦ります。

そして眼鏡が要らない生活でしたが糖尿病のせいで急激に視力が落ちて食事する手元がぼやける程なので急遽眼鏡を作りました。2つ。

ダイエットに成功したクライアントさんに話を聞いたら「ダイエットには自転車!」とアドバイスされて(その人も自転車で痩せた)自転車を購入しました。

ここから快進撃?が始まるのですがそれはまた次回に。