イラストレーター村田峻治の日常 -478ページ目

1945.8.6

『あの二個の原子爆弾は、日本人の上に落とされたばかりではなく、人間の存在全体に落とされたものだと考えられる・・・・。あのときの被爆者たちは、核の存在から逃れることのできない20世紀後半の世界中の人間を代表して、地獄の火で焼かれたのだ。』 
井上ひさし「父と暮らせば」より


『ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ』
峠三吉( 朝鮮戦争にて原爆を使用しようとしたアメリカに対して詠んだ誌)

『これからは広島を広島の人を愛していこう。』 
チェ・ゲバラ


『僕はあの時、はっと剥ぎ取られたと思った。ふと、あの原子爆弾の一撃から、この地上に新しく墜落してきた人間の様な気持ちがするのであった。世界は割れていた。新しく切り取られた宇宙の傷口の様に。』
原民喜「鎮魂歌」より(被爆の経験を書き続け、朝鮮戦争時に原爆使用が囁かれるなか自殺)


『笑う者も、泣く者もほとんどなく、皆、押し黙っていました。今までの世界は別のものになりました。「バガヴィット・ギーター」の一節が浮かびました。「汝のすべきことだけをせよ」と神は王子に語り、無数の手を持つ怪物に変身し警告するのです。「今、私は死神となる。破滅を導く者になるぞ」』
ロバート・オッペンハイマー(人類初の核実験、トリニティ実験を回顧して)


『原子力は生と死の両面を持った神である。』
ロバート・オッペンハイマー