私の事務所への報酬が遅れがちだった顧問先の話しです。
とある顧問先では、
「来月海外旅行に行く予定なので」
「実はベンツを買ったものですから」という理由から
また、別の顧問先では
「実は我が社も電車の中吊り広告をうつことになりまして。150万円も
かかったので報酬の支払いを少し待っていただけませんか?」
といった理由で支払いが遅れがちでした。
財務状況をみていて本当に大変ならば待つこともできますが、
いずれも業績をみたとき、切羽詰まった状況ではなく、
お金の使い方のセンスが間違っていることが支払いを
滞らせる原因でした。
片や経営とは関係ない、個人的な満足のために
片や投資をしているようで、見栄が先行してしまった
経営者としてのお金のセンス、金銭感覚上の問題で、
資金繰りを悪化させてしまったのです。
売り上げ規模に関わらず、
事業を継続させることができる会社とは
金銭感覚、お金のセンスをもつ経営者がいる会社といっても
過言ありません。
そして事業に失敗する経営者に共通しているのが
金銭感覚のなさだといわれています。
生きた金を使い、支出をおさえ、支払いを厳守すること
これらのお金の扱いに関する考え方と手腕が
会社の存続を左右します。
とくに支払日を厳守するという態度は、
取引先から大きな信頼を得られるようになります。
信頼を得ることで取引先と交渉がしやすくなる
有益な情報がいち早く入るようになる
会社のイメージアップがはかれる
取引先から顧客を紹介されるようになる
そのメリットは計り知れません。
お金のこと
今回は特に「支払い」にフォーカスをしましたが、
「支払い」について真剣に向き合うことの重要性について
ご理解いただけましたか?
経営者は手がける事業の精度をあげるとともに、
しっかりとした金銭感覚を持ち続ければ、
必ずや道は開け、成功を手にすることが出来るでしょう。