先週で3歳未勝利戦が終わったので、今年の3歳馬の総括をしておきたいと思います。
【キャロット】
<トロワヴァレー>
7戦0勝(0,1,0,1,1,4)→ファンド解散
2歳11月のデビュー戦で2着と好走したが結局これがキャリアハイ。ダート1戦を除く6戦が芝2000m以上でしたがマイル辺りも試してほしかった気もします。とはいえこの馬自身の成長も足りなかったのでしょうね。
<クァンタムウェーブ>
3戦2勝(2,1,0,0,0,0)
2歳時に新馬・特別連勝で1月のブルーバードCを2着。そのレース後の骨折がなければダート三冠路線を賑わせていたと思います。ようやく故障が癒えてNFしがらきまで戻ってきたので、これからの活躍に期待ですね。
<デリツィオーサ>
4戦0勝(0,0,0,0,0,4)→ファンド解散
1月のデビュー戦はわずかながら見どころがありましたが、その後はパフォーマンスを落とすばかり。6月限りで早くもファンド解散が決まりました。追加募集の出資馬は今まで勝ち上がりだけはできていたのですが見る目がなかったです。
【ターファイト】
<ドゥラリス>
6戦1勝(1,1,0,2,0,2)
ダート替わりの初戦を貫録勝ちした時は関東オークスを目指せると思ったのですがね(負かした馬が実際出ていますし)。6月函館で熱中症になり大敗して夏場は休養。秋の新潟からスタート予定ですが巻き返してくれると思います。
<コンヴェックス>
3戦0勝(0,0,0,0,0,3)→再ファンド目指して地方(笠松)へ
調整が遅れて4月にようやくデビュー。徐々に成績は良くなっていたのでもう少し早く仕上がっていればと思います。芝向きと思うのであと1回くらい中央で使ってほしかったですがね。ダートをこなせることを祈ります。
<ルシャリオ>
2戦0勝(0,1,0,0,1,0)→再ファンド目指して地方(金沢)へ
こちらも細かい故障の連続でデビューは3歳6月。初戦から見どころのあるレース振りでしたが続けて使えず、勝負をかけた交流戦でしたが惜しくも2着で期間終了。脚元の状態が心配ですが、まともならすぐに戻って来れるはずです。
<リビングストン>
9戦0勝(0,5,1,0,2,1)→再ファンド目指して地方(園田)へ
骨折から復帰後惜しいレースばかりでしたが結局勝ち上がれず。格上挑戦でも通用すると思っていたのですが、一旦地方に行くことになりました。ダート適性にちょっと不安もあるのですが、力の違いで戻ってきてくれると思います。
<ローズゴジャール>
10戦0勝(0,2,0,3,0,5)→中央残留で格上挑戦に
最後の未勝利戦で2着。馬体もようやく400kg台に乗って身が入ってきたようです。この馬の場合はリビングストンとは逆に地方出戻りを狙った方がいい気もしたのですが、格上挑戦でなんとか勝利を掴んでほしいです。
結局現在までこの世代は今年1勝もできず。ちょっと厳しい結果となりました。ただファンド解散となったのはキャロット2頭のみ。ターファイトの4頭の未勝利馬はそれぞれまだチャンスを与えられましたので、ドゥラリスに加えて1頭でも多く来年以降も残ってもらいたいです。そしてこの世代のエース、クァンタムウェーブがようやくカムバックしてきましたので、キャロットの他の2頭の分まで活躍してほしいですね。
クァンタムウェーブ近況
ドゥラリス近況