再ファンドを目指して名古屋で頑張っていたターファイトクラブのラキッシュでしたが、あと1勝で復帰というところで残念ながら引退の報がありました。

 

<ラキッシュ>

2024-08-06近況

引き続き、マニフィッシュホースステーブルで調整されています。中間も、開業獣医に診てもらいながらウォーキングマシン運動と場内の運動場で軽めの運動が行われていますが、左後肢の歩様は良くならず、調教ペースを上げる事は出来ておりません。角田輝也調教師は「獣医も左トモのハ行がなぜ起きているのか、その原因が掴めていない状況です。この中間、かなり時間を掛けてやってきましたが、一向に良くなる気配がなく、乗り手からは『跨っていても全然踏み込めないし、ペースが上がると柔らかすぎて気持ち悪い感覚がある』とのことです。馬自身にも覇気がなく、現状、立て直しの見通しは立たず、正直、厳しいかもしれません」とのことです。この状況を受けて、関係者で協議を行った結果、本馬の中央再登録は断念して、このまま現役登録を抹消することが決まりました。本馬の再ファンドを楽しみにお待ちいただいていた出資会員の皆様のご期待に沿えず、申し訳ございません。なお、今後は、そのままマニフィックホースステーブルで乗馬となる予定です。これまでのご声援、誠にありがとうございました。

デビューはヤマニンウルスが驚愕の走りを見せた新馬戦で8.4秒離された11着と大敗。しかしそこから徐々に力をつけて2歳暮れの未勝利戦では2着と勝ち上がりまであと一息というところまで行きました。ただそこで無念の骨折判明。1年の休養を経て今年2月の名古屋で復帰。5戦して2勝を挙げあと一つというところまで来ていたのですが、残念ながら再度故障発生し良化の兆しが見えないということでここで競走生活を終えることになりました。もう一度中央で走る姿を見たかったのですが、このリベンジはパイロ産駒の半弟に何とか果たしてもらいたいですね。お疲れ様でしたラキッシュ。