今週小倉での出走を目指していたラグリマスマリアですが、右トモの違和感が解消しないとのことで出走回避。2週連続出資馬の出走はなしとなりました。来週も今のところ出走を予定している馬はなく、7月は寂しい出走状況となりそうです。
そんな中今月の入厩後骨折が判明したラフォンテーヌの今後についての方針が水曜日のレポートで明らかになりました。
<ラフォンテーヌ>
2024-07-17週報
栗東・トレセン診療所内入院馬房で療養しています。中間、術後の経過は良好で17日には抜糸を行い、退院の許可も出ました。この後は1週間程度様子を見て問題がなければ、馬運車での移動が可能になる見込みです。なお、本馬の今後について関係者で協議した結果、このタイミングで中央登録を抹消してファンドを解散し、北海道の谷川牧場で休養して治療を進めたのち、再ファンドを目指して地方競馬へ移籍することになりました。奥村調教師は「体質的な弱さだったり、課題がいろいろとあった中、デビューがここまで遅れてしまいましたが、着順は別にしても初戦、そして2戦目と見所のある走りが出来ていただけに、骨折で続戦が叶わなくなってしまい、痛恨でした。個人的にも、かつての管理馬の仔ということで、その分、思い入れがあります。本当に残念です。ただ、手術は無事に成功して、執刀した獣医の話でも、今回骨折した箇所が、術後に競走能力に影響を与える事はないだろうとの見解でした。何より、今後の伸びしろがかなりありそうな馬です。しっかりと怪我を治して、そして中央へ戻ってきてくれたらと思います」とのことです。これまでのご声援、誠にありがとうございました。ファンド解散に伴う精算は9月末を予定しており、今後の同馬の近況は、現役馬情報内再ファンド馬の頁にて不定期更新でお伝えします。
前走の末脚には見どころがあり順調なら残された時間でも勝ち上がるチャンスはあったかと思われたのですが、痛恨の故障で未勝利戦の組まれている期間での出走は不可能となりました。ただ能力的に怪我さえ治れば中央でもやれるという判断で、再ファンド含みの地方移籍という判断になりました。テンに行けない脚質だけに地方でどうかという不安はありますが、能力的には高いものがあると思いますので復帰後の活躍に望みを賭けたいと思います。まずはしっかり傷を癒してほしいですね。