先週最後の出資馬の出走は東京6Rのコルレオニス。前走の未勝利勝ちの後はトライアルなど見向きもせずにここ一本に絞っていたようですが、平場なのに特別どころかリステッド並みの強敵ぞろい。これならプリンシパルあたりで一発の夢見れた方が良かったかなと思ったりしました。馬体重は前走と変わらずの446㎏。体の方も少しずつでも増えてくれるといいのですがね。パドック解説では「うるさいところは見せているがいつものことで体はできている」とのコメントでした。

 

<コルレオニス>

5/12 東京6R 3歳1勝C 8枠11番 岩田望騎手 4番人気 4着

24/5/12  友道厩舎

12日の東京競馬ではスタートでやや立ち遅れたものの、行き脚がついてジワッと前へ行き、先手を奪う。そのまま淀みないペースで逃げると、直線半ばまでリードを保ったが、ゴール前で差されて4着。「先生からは外枠なので行けるなら行ってもいいと言われていましたから、ジワッとハナへ立つ形でレースを進めました。ただ、結果的にペースが速かった印象で、こういう感じであれば控えるような競馬をして、今後に繋げていくのもいいのかもしれません。いい結果を出せず申し訳ありませんでした」(岩田望騎手)「大外枠で最後に枠入りでしたが、ちょっとピリピリしたところもあってタイミングが合わず、出遅れてしまいましたね。もう少し楽に行けていれば違ったのかもしれませんが、結果的にややペースが速かったこともあって最後は一杯になってしまいました。ずっと後ろについていた2番手の馬が最下位まで下がっていたことを考えれば力はあるのでしょうが、やはりまだ気性的なところは課題がありそうですし、戦法なども改めて考えていってもいいのかもしれません」(友道師)やや出遅れたものの行き脚がついてすんなり先手を奪いましたが、楽なペースではなく、最後は一杯になってしまいました。それでもよく踏ん張っていましたし、昇級初戦ということを考慮すれば決して悲観する内容ではなかったですから、また次走で巻き返してもらいたいと思います。この後はいったん放牧に出す予定です。

逃げの手に出るのであればスタートで少し出負けしたのが痛かった気がします。道中後方にいた2頭が2,3着に来たようにちょっと前に行く馬にはきついペースでしたが、それでも4着には頑張っているように、ペースやメンバー次第ではすぐにチャンスはあると思います。本当は続戦してほしいところですが放牧に出すからには、もう一回りでも二回りでも体を成長させてくれることを望みたいですね。