ようやくデビューに漕ぎつけた元出資馬ヴァローアの仔ラフォンテーヌ。当初は京都の想定だったので応援に行こうと思っていたのですが、二転三転して結局東京になり家での観戦となりました。初出走の馬体重は474kg。「全体的にまだ緩いが前向きさはある」というのが解説でのコメントでした。内枠なのでなんとかうまく出て好位で進められればと思っていたのですが…

 

<ラフォンテーヌ>

5/11 東京1R 3歳未勝利牝 2枠3番 長浜騎手 11番人気 15着

長浜鴻緒騎手 レース後コメント

「ゲートはまだわかっていないような感じでスタートになってしまい、反応が遅くなりました。直線と反応とスピードはすごく良かったですし、道中ついていけるようになれば良い競馬をしてくれると思います」

奥村豊調教師 レース後コメント

「練習からもゲートの出が心配なところはありましたが、思っていたより遅くなってしまいました。集中力的にワンターンの1600mを選択しましたが、ゲートの反応や道中の行きっぷりが変わってこないようだと、1700〜1800mくらいはあったほうが良いのかもしれません。直線では頑張っていましたし、最後は余力もあったようです。ゴールしたあとも狭いところを縫って走れていて、そういうところは先々に繋がる経験になったと思います」

心配ではあったのですが、スタートで大きく遅れてしまいレースとしてはそこで終了してしまいましたね。ギリギリまで考えた上でのレース選択だったのでしょうが、おそらく鞍上はこの馬にはレースで初めて乗ったのでしょうから、今年デビューの新人には酷だったのかもしれません。それでも最後まであきらめずに走って数字を見れば上がりは最速。普通に出ていても同じ末脚が使えたのか、道中のんびり走っていたからの結果なのか判断できないところですので今日のレースは参考外と思いますが、もし前者であれば一叩きしてレースを経験した分次は前進できるはずです。残された時間が短いのは厳しいですがまずはレース後も極端な疲れや脚元の不安が出ないことを祈りたいですね。