先週のG1高松宮記念を除外になってしまったグランデマーレ。一週延ばして今日のダービー卿CTに出走してきました。デビューから2戦は2000mを連勝した馬ですが歳をとるにつれて短距離にシフト。前走1400mで2年半ぶりの勝利を挙げていました。馬体重は前走比+6kgの502㎏でしたがパドック解説では太いというわけではないとのこと。ただもうちょっと気合が欲しいとコメントされていました。

 

<グランデマーレ>

3/30 中山11R ダービー卿CT 6枠12番 田辺騎手 14番人気 15着

24/3/30  藤岡厩舎

30日の中山競馬では中団あたりから進み後半勝負にかかるが、手応えがあまり良くなく、直線も見どころなく終わり15着。「近走の内容どおりならと思うところもあったのですが、正直、今回はちょっと口向きの難しさがあって試行錯誤しながらの調整だったのは否めませんでした。そのためちょっとではありましたが体が少し重くもなってしまい、どこまでやれるかと思って送り出しましたが、上手くいきませんでしたね…。申し訳ありません。ジョッキーも口のことを気にしたか、返し馬から用心して乗っていましたし、レースでも左の口が強くかなり神経を使ったようでした。現状からすると左回りのほうがベターなのかもしれません。そうは言ってもこのクラスとなるとなかなかぴったりの条件に使うことも難しさがあるため頑張ってもらわないといけない部分もあるだけに、条件云々の前に、課題に向き合いつつ、少しでも良い走りができるように持っていけたらと思います」(藤岡師)休養を挟み4ヶ月半ぶりの出走となりましたが、近走の内容が良いため久々の右回りでも楽しみを持って臨むことができました。しかし、今回は調整段階から苦労していたところもあり、レースでもその不安が出てしまった印象です。今日は力を発揮しての結果になったわけではないはずなので、自身の課題に向き合い、少しずつでも解消していき、また良い走りを見せてもらえたらと思います。このあとはレース後の状態をよく見て判断していきます。

まずまずのスタートから好位に付けて進みますが徐々に位置を下げて4コーナーでは中不断に。直線は外に進路を取りますが伸び脚はなく最後はあまり追わない形で15着に敗れました。脚部不安明けの一戦でしかも目標のレースは除外。今日のレースが衰えによるものなのか距離が長いのか、あるいは状態が今一つだったのか判断がつかない結果でしたね。左回りの方が良いとの陣営が考えているようなので、レース後問題なければ次は東京の京王杯SCか新潟の谷川岳Sあたりでしょうか。次走が正念場となると思いますので今日の結果は度外視してあらためて応援したいと思います。