地方からの出戻り初戦となったブレガーロード。地方では2戦2勝ですぐに復帰の権利を獲得しましたが、どちらも結構辛勝だったことおよび現在の動きが今一つさえないこともあり、新聞での評価も低いものでした。馬体重は前走比-9㎏の482kg。単勝人気は最終的には200倍近くになり、あっと言わせる好走を根があったのですが…

 

<ブレガーロード>

2/17 東京12R 4歳上1勝C 4枠7番 杉原騎手 14番人気 11着

24/2/17  岩戸厩舎

17日の東京競馬では五分のスタートで中団のインで溜めるように進める。直線でもそのまま内目を選んで伸ばそうとしたが伸びがなく11着。「心身ともにこれからと思う部分もある中だったので、現状でどれだけの走りができるかを見る気持ちで送り出しました。しかし、結果からすると厳しいものになってしまいましたね…申し訳ありません。ジョッキーに聞いても“いくらか良くはなっているものの、それでもまだ苦しさと言いますか、余裕がなくなってしまう感じが強かったです。レース前の発汗も目立ちましたし、レースへ行ってトップスピードを求めても空回りしてしまっているような走りになってしまいました”ということでしたね…。気持ちはあるけれども体が追いついていないのかなとも感じますし、少しずつでも良くなってきてくれるのを待ちたいです」(岩戸師)改めての船出となった今回、まずは無事に走り切り今後に繋がる走りを見せてくれればと思いながら送り出したのですが、残念ながら余裕がなく直線では伸びがありませんでした。気持ちの影響もあるのでしょうし、まだこれからだと思いますので、地道に経験を積みながら良いところを引き出していければと思います。このあとはレース後の状態をまず見ていくことから始めていきます。

まずまずのスタートから中団の内側を進みます。ただ道中から何か窮屈そうな走りに見えました。直線でものびのびと走れている感じはなく、2.0秒差の大敗でした。結果を見るとタイム的にはデビュー戦よりも悪かったわけで、まだまだこれが実力とは判断できません。在厩でも一度天栄に戻してもどちらにしても、しっかり体調を立て直してくれればもう少し走れると思うので長い目で見守りたいと思います。