今月は中旬から慌ただしい日々が続いていたのですがようやく落ち着いた感じ。明日の有馬記念はゆっくり見られそうです(TV観戦ですが)。その前に今日はしばらくサボっていた出資馬の近況を。先日更新されたターファイトの1歳馬のレポートから。

 

<Draft-5-ダノンレジェンド×ナリッシュ>

2021年12月

ダイヤモンドF内PYRAMID TRAININGで調整され、1週間はウォーキングマシン運動と放牧で心身をリフレッシュした後、11月末から300mショートトラックで騎乗調教を開始した。リチャード場長は「時期的に毛艶はひと息ですが、ひと息入れて精神的にリフレッシュしました。クレバーな馬ですよ」とのこと。12月初めには平田修調教師が来場して状態を確認し、「雪のない本州で育成をしっかりと進めたいので、人、施設共に揃ったチャンピオンヒルズでしっかりと作っていきましょう」との事で移動することになり、12月13日に北海道を出発。途中福島でワンクッション挟み、15日に滋賀県のチャンピオンヒルズへ到着した。

ターファイトの出資馬で1歳のうちに本州へ移動したのは初めてです。ダート馬と思うので早い時期はあまり敵鞍がない気もしますが、仕上がりが早いに越したことはないですからね。このまま順調に行ってほしいです。

 

<Draft-7-バゴ×ジプシー>

2021年12月

引き続き、富田Sで調整中。11月下旬からBTCで調教を開始。12月中旬現在、BTCの屋内600mダートコースをハロン22秒のキャンターで4~5周乗られており、週1日は屋内1000mウッドチップ坂路1本を20-20で乗られている。富田代表は「思っていた通りハミ受けは比較的スムーズですが、その姿勢を維持して動こうとすると、身体を思うように使えず苦しくなるところがあり、馬が多少イライラする部分を調教中に見せています。ただこれは、乗り込んで馬に力がついて楽に動けるようになれば、自然と変わってくる部分です。ここをしっかりと乗り越えられるように進めます」とのことだ。12月中旬現在の馬体重は438キロ。

半姉と比べるとだいぶコンパクトですが、父バゴで芝でもいいでしょうから十分かもしれません。半姉は2勝したものの4歳で早期引退してしまいましたから、こちらはじっくり育てて長く活躍させてもらいたいです。

 

<Draft-12-ロードカナロア×ドリームオブジェニー>

2021年12月

中間は、谷川牧場第1分場の400m屋根付きウッドチップコースで、ダクとハッキングの後、ハロン21秒のキャンター3周のメニューで進めたのち、12月10日に西舎共同育成場へ移動した。早速11日からはBTCの屋内直線ウッドチップ坂路1本を、集団調教にてハロン20~22秒で乗られている。スタッフは「他馬と一緒だと、他の馬が騒ぐと、つられてはしゃいで調教に集中しない感じになってしまったので、11月後半からは1頭だけでビシッと再教育しながら進めました。まだ物見をすることもありますが、最近は自らだいぶハミを取るようになってきたので、今後はBTCで進めます」とのことだ。12月上旬現在の馬体重は458キロ。

一歳上のキングレリックも結局2歳デビューはならず。この馬にこそ期待したいものです。上と違って馬格が中型なので脚元への不安はその分少ないと思いますし、父カナロアですから早期から短距離路線でいいレースを見せてもらいたいものですね。

 

<Draft-13>

2021年12月

12月中旬現在、西舎共同育成場に在厩して調整されている。中間はBTCの屋内600mダートコースで、ダクとハロン18秒程度のキャンター1800mを乗られている。騎乗スタッフは「馬体に一段と幅が出て、凄く力がついてきました。中間、ハミは制御力の強いトライアビットで乗っていますが、口が変に強くてコントロールし難いという事はなく、性格が良いです。ルピナスリードはあれはあれで良さなんですが、前向き過ぎる位の前向きさがあった姉と比べると本当に乗りやすいです。その姉も先日、芝のマイル戦で人気に応え2戦目で初勝利を挙げてくれました。本馬も楽しみです」とのことだ。12月上旬現在の馬体重は504キロ。

レポートにもあるように、半姉が一番人気に応えて2戦目で完勝。母系のポテンシャルを示してくれてまずはホッとしています。乗りやすいというのがいい方に出てくれれば、2歳時から姉以上に活躍してくれるのではないでしょうか。

 

<Draft-19>

2021年12月

ALPHA TRAINING BASEで調整中。中間はBTCの1000m屋内ウッドチップ直線コース2本のメニューで進め、12月中旬現在、直線ウッドの1本目は20-20、2本目を17-16で乗っている。近親のダイアトニックやレオプライム、元クラブ馬のスぺシャルブレイドのように、母系の身上は前向きな気性とスピード。本馬も、その特徴が色濃く出ている。「この血統らしい気の強さはありますが、それが走る方へ向いているので、いい傾向です。動きもしっかりしていてスピードがあります」と小島代表。なお、今後は一旦ペース落とし、年内は楽をさせて成長を促し、年明け以降ペースを戻す予定だ。12月中旬現在の馬体重は468キロ。

募集価格は安いですが、母の兄弟や母父からしても血統的にスピード能力は持っていると思います。母、そして上の兄姉が果たせていない中央での勝利を何とか勝ち取ってほしいですし可能性は十分あると信じています。

 

<阪神カップ>

③ホウオウアマゾン

⑫⑰⑩への馬連