何故定番にならなかったのか | 新 魁!マック塾

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泉和摩に憧れ、HMKLルアーを愛し、トーナメントやルアーテストを通して得た一般的には公開したくない内容を綴りたいと思います。
自称HMKL営業部広報課長河口湖亀山湖方面営業強化対策員

シーズンオフから度々書いているコールドクランキングゲームは何故日本でポピュラーな釣りにならなかったのか?


バス釣りの本場アメリカでも効果の有るフィールドとそうでないフィールドがはっきり分かれている・・・・

どこでも効果が有る訳じゃないんだけど、効くフィールドでは爆発的な釣果をもたらしてくれるストロングな釣りで、使うルアーもかなりクセの強い物なんだけど普通のクランクベイトでも釣れない事はないと思うけど、コールドクランキングゲーム用のクランクベイトとは歴然とした差が生じます。


日本でもコアな人が昔から研究を重ねており、テッケルドランカーや古沢さんのW3のようにコールドクランキングに特化したクランクベイトを開発しています。

アメリカではオールドウィグルワートを真似たクランクベイトが数多く作られています。

当然良くできている物も有れば全く使い物にならない物も有るので並行輸入する時は実績の有るクランクベイトを選ぶ事をお勧めします。


その中から日本のプリスポーナーに効くクランクベイトをコツコツ研究している物好きな人が居るんですね。

その物好きな人のひとりが私のコールドクランキングの師匠でもあります。



アメリカではスタンダードな釣りなんですが如何せんフィールドによっては全く効かなかったりするのでちょっと特殊な釣りに部類されているんじゃないでしょうか?

そんな特殊な釣りがクセの強い河口湖でも効くんじゃないかと思い3月から試していたんですが、最初は手探りだったのでタックルのセッティングやクランクベイトのチューニングの仕方が悪く結果が出がるまでに時間が掛かってしまいましたがちゃんと釣れました(*^^)v


この釣りはバスが産卵を意識する水温13〜15℃までの短い期間までしか効果が無いのもポピュラーにならない理由なのかもしれませんね。

この時期にトーナメントは無いし、季節的にまだまだ寒い時期なのでわざわざコールドクランキングゲームなんてやる物好きな人が居ないから一般的な釣りにならないんでしょう。