番外編 医療界の慣習 ◆初診での病院選びは慎重に◆ | アメリのブログ 【非浸潤がんで検索されている方へ】

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乳がんの非浸潤がんに特化しているブログです。
ここを読めば【知りたいことが全部わかる】を目標にしています。
検索した方が見やすいようにするため日記的な書き方はしていません。

古いほう2010年11月から順に読んでいただけると分かりやすいと思います。

紹介状を書いてもらったことがある方は知っていると思いますが

封筒の宛先に病院名と○○先生御侍史、とか○○先生御机下 と書かれていますよね。

この御侍史、御机下の意味は私のような者が先生に直接お手紙を書くなどめっそうもありませんので

先生の秘書宛てに書かせていただきます。というような意味らしいですね。

実際先生に秘書がいるわけでもなく直接渡されるものです。


このように医療界には一般ではわからない慣習というものが色々ありそうです。


その中で癌治療に関しては治療がはじまってしまうと途中から転院はほとんどできない。

ということを頭にいれておくことが大事だと思います。(引越しに限り受け入れるという

病院はあると思います)

中には大変な苦労をしてなんとか転院にこぎつけた人もいるかもしれませんが

知り合いの医師がいるとか特別なコネがなければまずできないと思っておくほうがいいようです。

ですから初診でかかる前に考えてほしいのはそこはただ家から近いという理由で選んだ病院ではないか?自問してください。できれば精密検査の段階から治療をずっとしていく予定の病院にしてください。

告知されてから違う病院に行きますとは言いにくいものです。(気にしない方もいるのでしょうが)

でも治療前ならそれは可能ですのでセーフです。その場合は遠慮なく紹介状を書いてもらいましょう


しかし治療が一段落したあと局所再発したりした場合、もしまた手術や治療になるのなら

今度は違う病院にしたい。という場合は約80パーセントの病院では受け入れ可能です。

不可とする大病院もありますので確認が必要です。

受け入れる病院は再発治療に強いということもいえるのではないでしょうか。


P.S

入院は個室を希望する場合は一日いくらと決まった差額ベッド代が自費でかかりますが

通常個室を希望しなく4人部屋とか6人部屋とかの場合はかかりませんよね。

これからたくさん治療費がかかる時ですから個室を希望しない人も多いと思います。

がん保険に入っていなかったという場合も多いと思います。

しかし東京の癌治療で有名なS病院などはすべての部屋が個室で安い部屋でも一日3万という

病院もあります。初診でかかる場合は病院HPなど見て確認しておいたほうがいいと思います。