がんの疑いや告知されて最初にすること | アメリのブログ 【非浸潤がんで検索されている方へ】

アメリのブログ 【非浸潤がんで検索されている方へ】

乳がんの非浸潤がんに特化しているブログです。
ここを読めば【知りたいことが全部わかる】を目標にしています。
検索した方が見やすいようにするため日記的な書き方はしていません。

古いほう2010年11月から順に読んでいただけると分かりやすいと思います。

私個人の意見として参考程度にして下さい。

まず検診などでガンの疑いがあるから精密検査をするということになったらどの病院を紹介してもらうかということは非常に大事です。乳がんは誤診の多い病気です。良性だとずっと言われていたのに3年後に悪性と言われたとか悪性と言われたのに実は良性だったとかの話は今まで読んだ本やブログでそれ程珍しく感じない位です。病院を途中で変えることはとても大きなパワーが入ります。手術までの時間も伸びてしまいます。嫌な思いもするでしょう。そういう方のブログなど見ました。(実行された方も皆無ではないですが慣習として治療途中の転院はコネでもなければ普通できません。受け入れ先がないのです。ほとんど拒否されます。)よく調べてここで手術を任せられるとそう思った病院にはじめから行ってください。但し人気の病院は手まで順番を待たされます。焦るかもしれませんが大丈夫です。ダブリングタイムと言って乳がんが分裂して大きくなるにはたっぷりとした時間がかかります。マンモグラフィでやっと見つかるがんでも芽ができたのは少なくても5年以上前です。もっと前かもしれません。

精密検査をして悪性だと告知されたらまず私は【病理医の】セカンドオピニオンをオススメします。普通のセカンドオピニオンは治療方針に迷う時に有効ですが私はまず
病理医の先生に会うことが良いと思います。病理の先生に会って話が聞きたいと言えば担当医の機嫌もそこねずセカンドオピニオンの手続きができるでしょう。中にはセカンドオピニオンをしたいというと機嫌が悪くなったり怒る医者も無きにしも非ずですから。ほとんどの病院では自分の診断をしてくれた病理医に会うことは不可能です。ですから別の病院の病理医に自分の検査結果の資料を見てもらいお話を聞くのです。これは本当に悪性なのか。良性の間違いではないかという確認も出来ると同時に治療方法や医学的な質問も出来るよい機会になります。病院では色々な質問がしたくても主治医が自分一人に1時間も説明をするというのは不可能です。セカンドオピニオンなら自分だけのために教授クラスの先生が時間をくれてたっぷりと疑問に答えてくれます。自由診療となりますので30分で1~2万とか1時間で2~3万とかにはなります。今は(病理、セカンドオピニオン)で検索すると結構病理外来をしてる病院が探し出せます。ただ資料を送って文章で返すセカンドオピニオンの所もありますが郵送のみではなく先生と直接会えるシステムの所をオススメします。私の知り合いは郵送のセカンドオピニオンをしてがっかりしていました。結果が同じだというだけで聞きたかったことは書いてなかったと言っていました。会えば確実に聞きたいことが聞けます。聞きたいことを箇条書きのメモにして準備して行ってください。聞き逃しのないようにその場でメモさせてもらうとよいですよ。
この場合も順番待ちは結構覚悟しなくてはなりません。その間に色々しらべて他に」聞きたいことがないか考える時間とするとよいと思います。これも聞けばよかったということが診察のあとにはよくあることです。だから待つ間は勉強に当てられます。セカンドオピニオンを受けるということは最初にたっぷりと話を聞けるということでその後の治療に大きな安心感や自信を与えてくれます。

※セカンドオピニオンというのは他の医師の意見を伺うということで転院を想定したことではありません。

中にはそのまま先方の病院に移れると思っている人がいるようですがもし移る場合は新患受付の1から

はじめなければ移ることはできません。今までやった各種検査もその病院のやり方でやり直す可能性が高いです。何故ならレントゲン一つにしても機器や技術により写りの違いがありますからより鮮明な自分のところの病院での画像を見たいといったようなことになります。もし移りたいならまず受け入れてくれるか確認が大事です。


セカンドオピニオンを受ける場合はまず主治医に希望を話しどこの病院で受けたいと伝え書類や資料をそろえます。病理標本(プレパラート)やレントゲンを借りて持参します。

※乳がん治療で有名な大きい病院の中には芸能人も多く入院手術したS病院のように全室個室、安い部屋でも1日3万円という病院もあります。差額ベッド代がかからない複数人数のお部屋に入院希望の場合はホームページや口コミなどから行きたい病院の細かい情報を調べておくといいです。

※病理のセカンドオピニオンについては明らかに悪性とわかるもの、明らかに良性とわかるものの場合セカンドオピニオンの必要はない。時間の無駄という考えの先生もいます。
どちらかの判定が微妙な場合のみセカンドオピニオンを受けることだというお考えです。

しかし私の上記に書いた考えでは誤診がないかの確認と自分自身の納得のためということだけではなく

たっぷりと時間をいただいて専門家と話す機会を得るという意味で大変有意義だと考えています。