非浸潤がん(DICS)でホルモン治療なしの場合、大豆類は取るべきか否か? | アメリのブログ 【非浸潤がんで検索されている方へ】

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乳がんの非浸潤がんに特化しているブログです。
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検索した方が見やすいようにするため日記的な書き方はしていません。

古いほう2010年11月から順に読んでいただけると分かりやすいと思います。

【非浸潤がん治療後、ホルモン治療をしていない場合です】


大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと良く似た化学構造をもっているので、

健康な人が摂取すると、体内のエストロゲンと拮抗して、エストロゲンを抑える作用をする。

つまり乳がんの発症に大きく関与しているエストロゲンの働きを弱めさせるため、

乳がん予防になる。


実際に厚生労働省研究班の多目的コホート研究の結果からも、摂取量の大小によっても、

最大のグループがより乳がん発生率も低い。

この調査からも大豆製品を積極的に採ることは乳がん発症予防になることが明らかだ。

(しかしサプリメントは不可。食品での話)


一方タモキシフェンなどを飲んで、エストロゲンを少なくしている人(閉経後の人なども含む)や男性の場合

逆に大豆イソフラボンはエストロゲン作用を発揮するので、逆の働きをもつという二面性がある。


つまり、非浸潤がんの手術後、ホルモン治療をしていない人(閉経前)の場合は、

大豆製品を取ると予防になる。主治医の意見やネット上での先生方のコラムでも同じであった。

だから私の場合は、大豆製品を取るべきと考えるのだが

中にはこの大豆製品の二面性を気にして、取らないように心がける人もいる。

いくら予防になると言っても、

「ホルモン治療をしている人の場合は取らない方がいい」ということがあるので

気になるのも分かる。


私なりの結論では、それを気して予防になるものを

わざわざ避けて摂取しないようにするのは

もったいない話ではあるが、ちょっとは気になるのも事実。

要は、今まで通り普通の量で摂取するのがいいのではと思う。