さて、旅行から帰ってきてもう何日も経つわけなのであるが、本日も目覚めたのは10:00・・・という有様であった。
どこかまだ体の芯が疲れているような・・・。ま、これも年相応と言うことなのでしょう。
そうこうしているうちに、旅の日程とか細かいことは忘れつつある。
忘却とは忘れ去ること也。なので自分を許してあげよう。
さて、最近のヨーロッパ方面へのツアー旅行(←と言うのも変な言い方だが)は、ドバイ経由という魔の乗り継ぎ便のものが多くて、どうしても時間がかかる。
8日間の旅と銘打たれていても実質は5日間程度である。残念。
で、時間的には丸一日を要してようやく到着したベネチア。
空港から宿の近くまで「船」というのもベネチアらしい。
想像通りの運河を通って行く船着き場まででも充分に「ベネチア」を感じることが出来た。
ここ↑がホテルまで4~5分の、船から降りた場所である。
まずそれだけでも、おいおい、来てよかった、と感じることが出来ました。
最初の夕食だけはツアー客全員で駅なかのレストランへ。だが、このレストランは「食堂」と言った方が適切で、味も10段階評価で2点か3店程度のがっかり度だった。
その前にホテル周辺を散策。こっちの方がずっと良かった。↓
やっぱりベネチアは運河と船の街ですわね。早くも実感できた。
運河だけでなく、こうした↑路地もあちらこちらで伸びている。入り組んでいる、と言った方がいいだろう。
運河と船と路地の街ですね、ベネチアは。
更に、(がっかりした)夕食後は気分直しにワインを頂きに。
こういう場所↑を選んでいただきたいですよね。
ま、ようやく到着してベネチアを見た。それだけでこの日の目標は達成されたようなものと自分を慰める。
だが、疲れ切った体に追い打ちをかけるような「音」をその夜2時ごろに聞いた。
雨音と雷鳴だった。
おいおい、オレの海外旅行でこれまで「雨にたたられた」何てことはあったかい? 記憶にないけど。
そういえば、行く前も着いてからも天気予報は「ときおり雷雨」だった……。
ほんとかい?あああ、という気持ちでもう一度寝入ったが、
朝、モーニングコールで起こされる前に目が覚めたのは、しっとりとした感じの雨音の続きでだった。
↑ 朝のホテル。
(以下次号)