年が明けて2024年が始まった。

 

しかし・・・、と今年は「おめでたい」気分になれず、出鼻をくじかれたように感じる。

 

自分にとっては、特にめでたいこともない、新しいこともない、いつもの年明けのように思っていた。

 

その気分がなぜ今年は強いのだろう・・・と思ったら、

 

そうか、今年は半世紀以上記憶の無い「目標の無い」年がやって来たのだった。

 

無職、というのは気楽で全く自由なのんびりとした環境だと思っていた。

 

50年以上も働いて、後は気ままに「楽しむ」ことだけをしていればいいのだから、と。

 

追われるようなこともない。

 

「忙しくてできない」ということなどなくなるのだ、と。

 

それはそうなのだが、実際にそういう環境になってみると、何というか、こう覇気が出ない・・・というか。

 

その環境になったら「追われることもなくなるので、ま、のんびりでもいいからやってみようかな」と考えていたことも「手つかず」のままになっている。

 

これがいけないのですね。

 

家のリフォームが片づいたら、ちょっと心を新たにして(←大げさ)ゆっくり始めてみた方がいいかな。

 

さて、そんな新年なのだが、

 

元日から「何だかなあ」と気持ちが曇ることが続いている。

 

元日は、そろそろ「芸能人格付けチェック」のテレビでも見ようか・・・と思っている時刻に緊急地震速報。

 

埼玉県は大したことが無かったが、まだ能登の方は心配である。

 

被害の実際もまだ正確には判明せず、被害者の数も報じられているよりもっとひどい状態かもしれない。

 

昨日は飛行機事故で驚かされた。

 

たまたまNHKを見ていたが、最初は小さな火が機内に見えるかなと思っていた程度だったのだが、あっという間に機体全体が炎上した。

元日、二日、とよくないニュースで埋め尽くされた感じ。

 

二日の午前中に始まった箱根駅伝も、母校の低迷も加わって、関心・期待がどこかに飛んで行ってしまうようだった。

(↑走り始めて数Kmまででしたね、母校に期待したのは)

 

こうした大災害や大きな事故は、忘れ切らないうちにやって来る。

 

新年早々それを思い知らされた気がする。

 

個人で対応できることも限られてはいるだろうが、せめてそれぐらいは怠らないようにしなければ。

 

人、の出来ることだったら、やっぱりやった方が張り合いも出るのでしょう。

 

心の沈む年明けになってしまったが、出来る範囲で、を心がける一年にしたい。

 

小さなことでいいのだろうから。

 

何だか、書いても書かなくてもよいようなことしか思いつかない。

 

潮時も感じますね……。

 

頭が回っていないような。