いや~、この話はもう過去に書いたような気もするのだけれども、まあ今朝も思ったことなので、いいか…。

↑ このセーターを買ったのは確か去年か一昨年だった。

デザインがちょっと変わっているし、品質もよさそうだったので。

その気持ちは今も変わっていないのだが、これを着るたびに必ず「嘆く」ことがある。


いやね、このネックのところにあるボタンですよ、ボタン。

このアクセントがなければ、別に普通のデザインですよね、とくに変わった点もない。


これが、実に留めにくいのです、マジで。

急いでいるときなどはイライラする。

根が不器用だし、手先に関しては自信がない。むしろ「他人がすんなり出来るようなことも時間がかかったりする」ことの方に1万円ぐらい賭けてもいい。

それがアナタ、このボタンは首根っこのところに付いているのですわ。

こういう場合通常右手を使って留めるのだろうが、これがなかなか狙いが定まらないというか、すんなりボタンが所定の穴に収まってくれない。

仕方なく左手も動員して攻撃にかかるのだが、敵もなかなか降参しない、という…。


そうなってくるとどういう思いが押し寄せてくるかというと、

「お~い、 ママちょっと来て~!」

と叫んでいるところなのですよ、14年前までだったら。

ささっとボタンを留めてくれて、それで終わり。

何事もなかったかのように世はこともなし、という平和な世界が訪れるわけですね地球上に。

いや我が家に。


なんでママ(←こういうときの呼称は「カミサン」でなく「ママ」になっている)が居てくれないんだろうなぁ………。

というグチの精神が横溢するわけですね、我が胸に。


しかしまあ何だな、ボタンを上手く留められないからといって、

自分を思い出すとは 何よ  アナタの侍女じゃありません。


ときっぱり言われてしまいそうな気もして、ついつい謝ってしまいます。

それも我が胸の中で、ですが。