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今日は節分。

豆まきなどしなくなってから久しい。自分は勿論、子どもたちが豆まきをしていたあの頃からどれだけの歳月が流れたのだろう。

鬼は外、福は内 の声を聴いていたあの頃は、間違いなく幸せの日々だったのだ。

自分のことでいえば、窓から外に向かって出来るだけ大声で「鬼は外!」を言っていたのは精々小学校低学年までだった。

鉄筋コンクリートのしっかりした4階建ての公務員アパートの窓からは、同級生や年の近い子どもの声があちこちから聞こえてきて、

負けじ、とより大きな声を出したものだ。

そんなことが恥ずかしい年頃になるのは、それからすぐのことだった。


2月3日は知り合いの誕生日。それも3人居る。

携帯にお誕生日マークが現れ、毎年知らせてくれるが、

その中の一人が亡きKちゃんであることも変わらない。

あれからもう7年になるのか…。


生きていれば、今ごろまたバカなメールなどして、春休みには会おう、などということになっていただろう。

もう恒例になってしまったが、立春を前に妙に物悲しくなる今日、節分の日である。