私は鍼灸マッサージ師、ということは昨日も言いましたが、たぶん皆さんの想像している鍼灸師とは違う治療をしていると思います。
なぜかというと、私はツボ(経穴)を使いません。
解剖学、生理学、運動学など、現代医学に基づいた治療をしているからです。
私の勉強していた大学の臨床施設では、1970年くらいから現代医学に基づいた鍼灸の方法の研究をしています。
30~40年くらい前は鍼灸師が整形外科の学会などで発表などしたら、「鍼灸師が何を言う!」と壇上で罵倒されていたそうです・・・
そのころ整形外科では「切れば治るんだ!それ以外では治らん!!」って感じでしたからね。
しかし現在、整形外科領域では、手術をしなくても保存療法が良いというエビデンス(医学的根拠)がでてきています。
例えば、みのもんたがなった脊柱管狭窄症も、痛みはあっても、オシッコの出が悪くなるような重篤な患者さん以外は手術をせずに、薬物療法や生活指導などの保存療法をするようになってきています。
保存療法のなかでも、変形性膝関節症では、手術をしない保存療法のなかで、鎮痛剤の使用より運動療法が一番治療効果があると整形外科領域では世界的に言われています。
西洋医学の分野でも、患者の自然治癒力を高めるための治療が行われるようになってきたんですよ![]()
それでもまだ、患者が鍼灸に行ってきたというと、お医者には、そんなところに行くな!といわれるようです。
やっぱり、東洋医学的なツボとか気の流れとかが理解してもらえないようですね![]()
それに、保存療法と手術適応の見極めのような診察が鍼灸師側もできていないのも問題![]()
私は、患者さんのためにも、だれでも納得して理解できる、お医者さんにも推薦してもらえるような、現代医学的な鍼灸治療を広めていく必要があると思っています。
そのためには鍼灸師は、がんばらないといけないね!!![]()
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