豪首相「原発は経済的破滅」 野党公約を酷評(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

以前、当ブログで紹介した原発に関するオーストラリアの世論調査の結果に関して、アルバニージー首相がコメントしています。

オーストラリア ある世論調査が原発賛成派が増えたと報告 | big5historyのブログ (ameblo.jp)

 

以下、記事の抜粋。

豪首相「原発は経済的破滅」 野党公約を酷評

配信

時事通信

 【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー首相は20日、野党・自由党などの保守連合が原発導入を次期総選挙の公約に掲げたことについて、「すべてのエネルギーで最も高くつく。経済的破滅となる」と酷評した。  労働党政権は原発に頼らず、再生エネルギー拡充で脱炭素化を進める方針を改めて強調した。スカイニューズの番組で語った。  保守連合は19日、政権を奪還すれば従来の原発禁止政策を転換し、7カ所に新設する計画を公表した。ただ、具体的な費用は示していない。  豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)の試算によると、原発1基の建設費は最大170億豪ドル(約1兆8000億円)で、発電コストは再生エネルギーの2~3倍とされる。アルバニージー氏は「(計画実現なら)つけを払わされるのは納税者だ」と主張した。』

 

以上、抜粋終わり。

 

 

原発の問題点は「後始末の厄介さ」。福島原発のように、災害で損傷したらその後に与える悪影響は10年20年どころでは済まされません。事故が起きなくても、使用済み核燃料処分の問題があります。目先の利益に惑わされると、たいへんな目にあいます。