イスラエルがイランを攻撃したことで、トランプ大統領とアルバニージー首相の首脳会談がキャンセルされたことについて、オーストラリア国内で話題になっているそうです。

 

【オーストラリア】〔政治スポットライト〕G7での米豪会談中止、豪に打撃(NNA) - Yahoo!ニュース

 

以下、記事の抜粋。

【オーストラリア】〔政治スポットライト〕G7での米豪会談中止、豪に打撃

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NNA

 カナダで開催されていた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、米国のトランプ大統領が、予定を繰り上げて帰国し、オーストラリアのアルバニージー首相との2カ国間会談が中止となったことを受け、今後の会談実現の可能性や両国関係に関する懸念が広がっている。  同様に会談が中止されたメキシコのシェインバウム大統領には、後にトランプ氏から電話があったのに対し、アルバニージー氏にはいまだ連絡がなく、オーストラリアが期待していた関税免除の交渉や、防衛費増額に関する説明の機会は先送りとなった。  両首脳はこれまでに3度電話会談を行っているが、直接顔を合わせたことはなく、トランプ氏が個人的な関係構築を重視し対面での交渉を好むとされることから、野党は、「サミット頼みではなく、より早期に積極的に接触を図るべきだった」として政府の姿勢を批判している。  トランプ氏との会談中止を受け、アルバニージー氏はラッド駐米オーストラリア大使と共に、米通商代表部(USTR)のグリア代表、米国家経済会議(NEC)のハセット委員長と会談。別途、ベセント米財務長官とも会談し、貿易や関税、重要鉱物、希土類(レアアース)などに関し協議を行った。  対象的に、英国はサミット初日に行われた米英首脳会談で、関税免除や豪英米の安全保障枠組み「オーカス(AUKUS)」に対する米国の比較的前向きな反応を引き出すことに成功。オーストラリア主導とされる同枠組みの存続を、英国に頼らざるを得ないとの皮肉も聞かれる。  ■来週にも対面のチャンス?  次の対面の機会としては、来週オランダで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が浮上している。現状トランプ氏は欠席する可能性もあるが、出席が確定すれば、オーストラリア側もマールズ国防相に代わりアルバニージー首相が自ら参加する可能性が示唆されている。  同会議での会談が実現しなければ、両首脳が次に顔を合わせる機会は、9月に米国で開催される国連総会となる見通しだ。

以上、抜粋終わり。

 

オーストラリアも米国に頼るところが大きい、という点では日本と似ています。そして、野党の与党批判のレベルも似ています。

 
 
 
以下、記事の抜粋。

【歴史の謎を解明!】23年前に発掘された謎の頭蓋骨の正体は「伝説の王」のものだった?! 考古学者が突き止める

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MEN’S CLUB

名もなき骨の正体は“王”だった?

Getty Images

さかのぼること2002年、ハンガリー中西部の都市セーケシュフェヘールヴァールで、聖母マリア聖堂の発掘調査が行われた。その際、聖堂の南側通路の地下から一つの頭蓋骨が発見された。身元不明ということで、そのときは「1/10」という味気ないラベルが貼られた。 【驚愕の発見】ゴミ捨て場から、5000年前のミイラが極上の保存状態で出現 ─ 豪華な副葬品が語る“貴族女性”の正体とは? しかし2025年になり、考古学専門メディアの「Heritage Diary(ヘリテージダイアリー)」が、その頭蓋骨の正体がついに判明したと報じた。セーケシュフェヘールヴァールのイシュトヴァーン王博物館(King Stephen Museum)は「さらなる分析調査が必要だ」と慎重な姿勢をみせつつも、「この頭蓋骨があのマーチャーシュ王のものである可能性が高い」と述べている。

ルネサンスを築いた14歳の王、マーチャーシュ・コルヴィヌスの軌跡

マーチャーシュ王とは、1458年から1490年にかけてハンガリー王/ボヘミア王として君臨したマティアス・コルヴィヌスのことだ。「マーチャーシュ1世」、あるいは「正義王」という呼び名でも知られ、偉大な改革者として後世にその名を遺した。 マーチャーシュ王が即位したのは、わずか14歳のときだ。その後、文化と経済の両面で改革を進め、新たな時代を切り開くこととなった。 王室の歳入を一元化して税制システムを刷新し、人材登用については身分よりも才能と技能とを重視したことで、上流社会の激しい反発を招いた。芸術の庇護者としても知られ、当時まだ新興だったルネサンス文化をハンガリーおよびクロアチアに積極的に受け入れた(イタリア以外で最初にルネサンスを取り入れた国がマーチャーシュ王時代のハンガリー/クロアチアだ)。そして、ヨーロッパ最大級の蔵書数を誇る王立図書館、ビブリオテカ・コルヴィアーナを設立した。

発掘現場から推察するも誤認だった

発掘調査の行われたバシリカ(古代ギリシャ・ローマ建築の流れを汲む建築様式の建物で、宮殿や公会堂などに使われた)は歴代の王の戴冠式や葬儀が催された建物で、その伝統は1000年から1038年の間ハンガリー王として在位したイシュトヴァーン1世にまでさかのぼる。そのことから、この頭蓋骨も王族のものに違いないと推察されていた。 ただし、当初その正体とされていたのはハプスブルク家のアルブレヒト2世だ(オーストリア公としてはアルブレヒト5世。皇帝ジギスムントの娘婿でその後を継いでハンガリー国王アルベルト、ボヘミア国王アルブレヒトとしても即位した)。

復元調査と今後のDNA分析

考古学専門誌「Archeology(アーキオロジー)」によると、この発見の立役者はギュラ・ラースロー研究センター(ハンガリーの考古学者ギュラ・ラースロー(Gyula László)にちなんで設立された研究センター)のガボール・エメセ氏だ。 問題の頭蓋骨の復元図を制作するなかで、この「1/10」がマティアス・コルヴィヌス王の庶子として公認されているコルヴィン・ヤーノシュ(あるいはヤーノシュ・コルヴィヌス)の頭蓋骨の特徴と酷似していることに気付いたという。 「仮説の検証に際し、頭蓋骨に基づく完全な顔面復元図を3Dモデルとして作成した。そのデータをドイツの法人類学者マルティン・トラウトマン博士に送り、独自の解析を依頼した。トラウトマン博士の見解は、エメセ氏と一致するものだった。つまり、二つの頭蓋骨は近親者のものである可能性が高いという分析結果が示されたのだ。ただし、コルヴィン・ヤーノシュには双子の兄弟はいない。問題の頭蓋骨が王家の埋葬地で発見されたこと、コルヴィン・ヤーノシュとの遺伝的つながりなどから、近親者として当てはまるのはマーチャーシュ王(コルヴィヌス王)しかいないというのが研究者たちの考えだ」 ここで語られている「遺伝的つながり」とは、2021年に行われたコルヴィン・ヤーノシュとその息子クリストフの遺伝子マーカーの解析結果のことである。 この頭蓋骨が本当にマーチャーシュ王のものであるか否かについては、これから進められるDNA分析の結果を待たなければならず、ハンガリーの歴史研究者にとって最も注目すべき話題となっている。 マーチャーシュ・コルヴィヌスという王の存在は、スロベニアの民話に登場する「マーチャーシュ王(King Matjaž)」のみならず、人気ビデオゲーム「シヴィライゼーションVI」の拡張パックの登場人物になったりと、幾世紀もの時代を経ながら、今なお大きな影響力を持っているのだ。

以上、抜粋終わり。
 
ハンガリーのマーチャーシュ王については、あまりよく知らないのですが、本当に王の頭蓋骨ならハンガリー史にとってかなりの大発見ですね。
 
 
 
以下、記事の抜粋。

ベルギー初の女性君主が誕生へ? 65歳のフィリップ国王、23歳の愛娘エリザベート王女への譲位の可能性を言及

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フィガロジャポン

ブリュッセル王宮恒例のクリスマス・コンサートにて、ベルギーのフィリップ国王と娘のエリザベート王女。(ブリュッセル、2024年12月)photography: Mischa Schoemaker/ABACA

6月18日にベルギー王室が公開した動画の中でベルギー国王は、王位継承順位第1位の長女、23歳のエリザベート王女に譲位する可能性に言及した。 【写真】若くて将来も有望! ヨーロッパの未来の女王たちとは? エリザベート王女がベルギー女王となる日は意外と早くやってくるのかもしれない。そう思わせたのは6月18日にベルギー王室がフィリップ国王のインタビュー動画を公開したからだ。動画で65歳のフィリップ国王は譲位の可能性に触れた。このインタビュー動画は4月15日の国王の誕生日の際、寄せられた2,500件以上のビデオメッセージの中から選ばれた30の質問に答える形となっている。 たくさんの質問の中に、長女への譲位の可能性を問うものがあった。これに対し、フィリップ国王は「王は退位しても引退するわけではない」と簡潔に答えた。「これからもベルギーのために働き続けるし、娘には青春を楽しみ、自分を成長させ、世界を見る時間を与えなければならない。彼女がそうするために100%支えていく。娘に必要な時間を与えるためにできる限りのことをするつもりだ」

これが初めての譲位ではない

いまのところ譲位の時期が具体化しているわけではなさそうだが、ベルギー王室でタブーとなっている話題というわけでもない。実際、フィリップ国王自身、父であるアルベール2世が20年の在位後、健康上の理由から79歳で退位したことを受け、2013年に即位した。アルベール2世はベルギーで初めて自発的に譲位した君主となった。 「Hola!」誌によると当時、アルベール2世は「年齢と健康のため、もはや自分が望むように職務を果たすことができない」とベルギーのマスコミに宣言したそうだ。「20年間在位し、次世代にバトンを渡す時期が来たと思う。フィリップ王子は私を継ぐ十分な準備ができている」。さらにさかのぼれば、フィリップ国王の祖父レオポルド3世も、君主制を維持して政治危機を回避するため、1951年に退位を余儀なくされている。

初の女性君主

いずれにせよ、いますぐでなくともエリザベート王女が即位する暁にはベルギー史上初の女性君主が誕生することになる。1991年、男性女性問わず出生順で王位継承者を決める制度に改正されたからだ。 女王となる日を待つ間、23歳のエリザベート王女は学業を優先している。オックスフォード大学を卒業後、2024年9月から2年間、アメリカのハーバード大学で公共政策の修士課程で学ぶ予定だ。

From madameFIGARO.fr この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)

以上、抜粋終わり。