【オーストラリア】〔政治スポットライト〕 豪が犯罪移民のビザ指針変更、NZが懸念(NNA) - Yahoo!ニュース

 

以下、記事の抜粋。

【オーストラリア】〔政治スポットライト〕 豪が犯罪移民のビザ指針変更、NZが懸念

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NNA

 オーストラリアのジャイルズ移民相は、裁定機関が罪を犯した移民の査証(ビザ)の取り消しについて協議する際の意思決定に関する枠組み「指針第99(Direction no. 99)」を無効化し、それに代わるものとして新たに「指針第110」を発表した。指針第99では検討の際に対象者のオーストラリアとの結びつきの強さ、滞在期間、性質が優先的に考慮されていたが、新指針では地域社会の安全確保が最優先と明示される。  新指針は21日から適用される。  新指針には「オーストラリアとの結びつき」についての項目も残されたが、オーストラリア滞在歴の長い移民に対し「一般的に寛容な措置を与える」から「その可能性がある」に表現が変更された。  「オーストラリアとの結びつき」に関する項目は昨年1月に指針第99が導入された際に追加されたもの。背景には、ニュージーランド(NZ)政府がオーストラリア政府に対し、オーストラリアで育ちNZにほぼ縁のないNZ人犯罪者をNZに送還することに対し抗議していたことがある。指針第99の発効後、オーストラリアからNZに送還された犯罪者数は半減したという。  一方、オーストラリア国内では、オーストラリアの行政控訴裁判所(AAT)が同項目に基づき、重犯罪者を含む移民約30人のビザについて取り消さない決定をしていたことが分かり、再犯率が高かったことも相まって、地域社会から非難の声が高まっていた。ただ、政府はAATが指針の解釈を誤っただけだとして、指針自体に問題はなかったとしている。  ■NZは失望  NZ側の意図をくんで導入された指針第99が今回無効化されたことについて、NZのラクソン首相は失望感を示した。一方、「アルバニージー首相は引き続き常識的な対応を続けると約束した」と述べ、今後の結果を注視するとした。』

以上、抜粋終わり。

 

オーストラリアとニュージーランドにはこのような問題があったんですね。