衝突回避へ意思疎通の部会開催で一致 米中国防相が1年半ぶり会談(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

以下、記事の抜粋。

衝突回避へ意思疎通の部会開催で一致 米中国防相が1年半ぶり会談

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朝日新聞デジタル

アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)に出席する米国のオースティン国防長官=2024年5月31日午前11時57分、シンガポール、畑宗太郎撮影

 オースティン米国防長官と中国の董軍国防相が31日、訪問先のシンガポールで会談した。米中国防相が対面で会談するのは2022年11月以来、約1年6カ月ぶり。台湾や南シナ海情勢をめぐり緊張が高まる中、双方が相手の軍事的関与に懸念を伝えた一方、偶発的な衝突を回避するため、危機時の意思疎通をめぐる米中の国防当局間の作業部会を年内に開くことで一致した。 【写真】オースティン米国防長官=AP  中国軍は5月23~24日、中国を名指しで批判した頼清徳(ライチントー)・台湾総統の就任演説を受けて、「懲罰」として台湾周辺での軍事演習を行ったばかり。11月の米大統領選を控えて米中関係の先行きが不透明さを増す中で、リスクを低減する当局間の関係構築の取り組みが一歩進んだ形だ。  米側の発表によると、オースティン氏は会談で、中国軍の軍事演習を念頭に「台湾海峡周辺での最近の挑発的な中国軍の活動」に懸念を表明。南シナ海で中国船とフィリピン船の衝突などが相次いでいる問題も提起した。そのうえで、米中間の軍事的な意思疎通を維持することの重要性を強調した。米側は、インド太平洋軍司令官と中国軍の東部・南部戦区の司令官との協議が必要だとの考えも伝えた。

朝日新聞社』

以上、抜粋終わり。

 

 

台湾問題は『中国の内政問題』と中国は言っていますが、これほど自分に都合の良い解釈論はありません。事実上、台湾は独立国です。領土があり、そこに住む国民がいて、独自の政治体制を持っています。

そもそも、中国軍が台湾島を囲んで威嚇しながら軍事演習を行う、ということ事態、中国が台湾に対して統制力を持っていない証拠です。

領土拡大のために武力行使も辞さない、と言う中国にはおおいに反省してもらいたいです。