【オーストラリア】豪3月失業率3.8%に悪化、需給逼迫は続く(NNA) - Yahoo!ニュース

 

以前にも載せたオーストラリア失業率の定期ニュース。前回紹介の記事はコチラ↓

オーストラリア 経済 1月失業率 | big5historyのブログ (ameblo.jp)

 

 

以下、記事の抜粋。

【オーストラリア】豪3月失業率3.8%に悪化、需給逼迫は続く

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NNA

写真:NNA

 豪政府統計局(ABS)が18日に発表した3月の失業率(季節調整値)は、3.8%と前月から0.1ポイント上昇した。2月は就業者数が予想超えの11万6,500人増となっていたが、人口増加が労働需要を上回り、求職者数を押し上げた。ただ失業率は市場予測の3.9%を下回り、2月に増えた就業者数はほぼ維持されたことから、3月の労働需給は引き続き逼迫(ひっぱく)していることが示された。【NNAオーストラリア編集部】  男女別の失業率は、男性は前月から0.1ポイント上昇の3.9%、女性は0.2ポイント上昇の3.8%だった。  失業者数は56万9,900人で、前月から2万600人増(3.7%増)となった。このうち、フルタイム求職者は前月から1万9,300人増の37万1,300人、パートタイム求職者は1,300人増の19万8,600人だった。  就業者数は、前月比6,600人減の1,425万9,900人だった。フルタイム就業者は2万7,900人増の985万3,800人で、パートタイム就業者は3万4,500人減の440万6,100人だった。  総労働時間は1,700万時間増の19億5,600万時間だった。希望する就労時間が得られない不完全就業者の比率は6.5%と0.1ポイント低下。労働参加率は、66.6%と前月から0.1ポイント低下した。  州別では、前月比で好転した州は西オーストラリア州、タスマニア州、北部準州(NT)、首都圏特別区(ACT)だった。一方、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、南オーストラリア州は悪化した。  ■「賃金上昇圧力に」  ABSで雇用統計部門を率いるビヨン・ジャービス氏は「人口に占める雇用者の比率と労働参加率はともに、23年11月の記録的水準から0.4ポイント落ち込んだが、新型コロナウイルス流行前の水準を依然大きく上回っている」と説明した。  今年堅調なスタートを切った雇用市場は、アルバニージー政権からは歓迎されるとみられるが、失業率が賃金やインフレにどう反映されるか注視しているオーストラリア連邦準備銀行(RBA)にとっては検討材料になるとみられる。  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミストは、「雇用市場はRBAの予測よりも若干過熱した状態で推移している可能性がある」と指摘した。  調査会社オックスフォード・エコノミクスでマクロ経済予想部門を統括するランケーク氏は、「失業率はここ数カ月大きく変動していたが、正常化に近づいたとみられる」とした上で、「労働需給はまだ逼迫した状態で、今年の賃金に上昇圧力となるだろう」との見方を示した。』

以上、抜粋終わり。