ナイジェリア 大雨で刑務所の一部が壊れ100人以上の受刑者が脱獄(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

 

以下、記事の抜粋。

ナイジェリア 大雨で刑務所の一部が壊れ100人以上の受刑者が脱獄

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西アフリカのナイジェリアの首都近くで、大雨による影響で老朽化した刑務所の一部が壊れ、100人以上の受刑者が脱獄しました。 AP通信によりますと、ナイジェリアの首都アブジャ近くの町で24日、数時間にわたって降り続けた大雨により、刑務所を囲むフェンスが壊れました。 これによって、受刑者119人が脱獄。10人は捕まったものの、残りは逃走中で、当局が捜索しています。 現場を訪れた内相は、刑務所が老朽化していたことに加え、収容可能人数のおよそ2倍にあたる499人が収容されていたとして、別の場所に新たな施設を作る必要性を強調しました。 AP通信は、ナイジェリアではほとんどの刑務所が植民地時代に建てられたもので、老朽化が進み、受刑者が脱走しやすくなっていて、首都アブジャではおととしにも900人近くが脱獄したと伝えています。

TBSテレビ

以上、抜粋終わり。

 

 

なんぜ刑務所の壁が崩落してしまったのか、詳しい経緯はよくわからないですが、このあたりはまだまだ改善が必要の余地があるようです。

南シナ海、米比合同演習の周囲を埋め尽くす中国船が見えた(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

 

以下、記事の抜粋。

南シナ海、米比合同演習の周囲を埋め尽くす中国船が見えた

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ニューズウィーク日本版

<海軍力を見せつけるためか、海警局や「海上民兵」の艦船が何十隻も繰り出している>

米比合同演習に先駆け、東シナ海では日米韓の共同訓練が行われた(4月11日) ABACA via Reuters Connect

南シナ海の係争海域に今、中国船がどっと集結している。アメリカと同盟国のフィリピンが実施している年次合同演習の一環である洋上訓練をにらんでの動きとみられ、中国海警局の艦船に加え、武装した中国漁船など「海上民兵」の船舶も続々とこの海域に押し寄せている。【マイカ・マッカートニー】 【再現動画】東・南シナ海で中国機がカナダ機と豪機に仕掛けた危険な嫌がらせ 南沙(スプラトリー)諸島の「セカンド・トーマス礁/ミスチーフ礁周辺に今日は恐ろしく多くの船がひしめいている」──4月23日にX(旧ツイッター)にそう投稿したのは、米スタンフォード大学のプロジェクト「シーライト」を率いるレイ・パウエルだ。シーライトは中国海軍のグレーゾーン活動(領海侵犯など平時と戦時の中間に位置する準軍事活動)を監視・分析するプロジェクト。リアルタイムの船舶追跡データに基いてパウエルが作成・投稿したマップは、南シナ海の環礁や岩礁の周りが中国船でほぼ埋め尽くされていることを示している。 セカンド・トーマス礁とミスチーフ礁はいずれも国際的に承認されたフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内に位置している。南シナ海のほぼ全域を自国の領海と主張する中国は、ミスチーフ礁を埋め立てて軍事基地を建設。ここを拠点に、近くのセカンド・トーマス礁に物資を輸送するフィリピン船の航行をたびたび妨害している。 ■スカボロー礁周辺にも集結

© OpenStreetMap contributors

「バリカタン」(タガログ語で「肩を並べて」という意味)と名付けられた恒例の米比合同演習は今年、南沙諸島に近いフィリピン・パラワン州の島を中心に洋上訓練が行われている。 南沙諸島の環礁周辺に集結した中国船は現在、中国の船舶自動識別システムで明らかに特定できる状態になっている。自国の海軍力を誇示しようとする中国政府の意図がそこに透けて見えると、パウエルは本誌に語った。 パウエルによると、南シナ海では中国海警局と海上民兵の船舶が「ここ1カ月非常に増えていた」が、先週は船舶の交代時期に当たったため、その数がさらに急増。だが、その後も通常レベルに戻る様子はないという。 「これは米比の合同演習に対抗するための誇示行動と思われる」と、パウエルは言う。「もっとも中国は近年フィリピンが進めている水路測量プロジェクトにも警戒を募らせている上、フィリピンが実効支配するセカンド・トーマス礁への物資輸送にも引き続き神経を尖らせている」 本誌はフィリピン軍と中国外務省にメールでコメントを求めている 4月23日には、シーライトのデータで、セカンド・トーマス礁の北東に位置する、やはり領有権でもめているスカボロー礁周辺にも中国船が集結していることが確認された。スカボロー礁もフィリピンのEEZ内にあるが、中国は2012年にこの環礁を奪い、今年2月には中国の小型船がフィリピン漁船を締め出すために障壁を設置する様子が確認されている。

■表向きは「友好的」解決を目指すが

今年のバリカタン演習は史上最大の規模で実施され、1万7000人近い兵員が参加している。その大半はフィリピン軍と米軍の兵士だが、フランス軍も加わっていて、オーストラリア軍も今年初めて参加、その他の14カ国がオブザーバーとして参加している。 訓練は5月10日まで行われるが、4月22日の開始を目前に控えた4月11日には、ジョー・バイデン米大統領と日本の岸田文雄首相、フィリピンのフェルディナンド・マルコスJr.大統領がホワイトハウスで初の3者会合を持ち、南シナ海における中国軍の威嚇・挑発行動への対応策を協議した。 バイデンはマルコスJr.に対し、70年の歴史を持つ米比相互防衛条約は、南シナ海の防衛にも適用されることを改めて保証した。中国側は、アメリカが地域の安定を脅かし、中国封じ込めのためにフィリピンを利用していると主張している。 バリカタン演習開始の前日にはまた、中国山東省の青島で「西太平洋海軍シンポジウム」が開幕した。今年は中国海軍が10年ぶりに開催を担当、4日間の日程で29カ国の海軍幹部らが海洋安全保障などについて意見を交わした。 開幕式では、中国制服組トップの張又侠・中央軍事委員会副主席が演説し、「海洋紛争については、わが国は直接的な関係各国と友好的な協議を通じて解決を図る立場を今後も堅持する」と述べつつ、「しかし、われわれの信義誠実につけ込む悪辣な行為は断じて許さない」と釘を刺した。

マイカ・マッカートニー

以上、抜粋終わり。

 

 

中国側の物言いが凄い傲慢。中国共産党らしいといえばそのとおりなのですが、彼らには「譲り合い」とか「協調」という考え方は欠落しているように感じます。

 

  疫病に苦しむ民衆と関白様

先ほど見ました、「光る君へ」の第16回 華の影。時代は994年頃のお話です。

今回も歴史用語がけっこう出てきました。第16回の用語集が番組公式サイトに出ていますので紹介します。

用語集 大河ドラマ「光る君へ」第16回より - 大河ドラマ「光る君へ」 - NHK

 

ここからはネタバレになりますので、まだ見ていない方はご注意ください。

大河ドラマ「光る君へ」 - NHK

なお、私は歴史ドラマは「ドラマとして面白ければいい」と考えています。歴史にあまり興味がない人が興味を持つきっかけになることが一つの重要な効果だと思います。なので、通説や異説と異なるストーリーであっても構わないと思っています。むしろ、説得力があって斬新な切り口で描かれた方が面白いと思っています。感想はあまり飾らずになるべく素直に書きますが、大河ドラマや『光る君へ』を貶めるつもりはまったくありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・「香炉峰の雪」雪で遊ぶ一条天皇と中宮定子、そして側近たちだが・・

内裏の中庭に積もった雪で、無邪気に遊ぶ一条天皇と中宮定子、そして藤原斉信ら側近たち。きらびやかな衣装に身を包んだ平安貴族らが、雪化粧した中庭で遊ぶ姿はまさに「雅」です。

でも、これ実際にやったら

絶対寒いハズ

 

素手で雪を触ってましたが、最初は気にならなくても、だんだん手がかじかんできます。上着も来ていないのに、外で遊んでたら間違いなく寒さで震え始めます。遊ぶのはいいですが、もっと暖かい服を着ないと、とても「雅」に遊べる気温ではありません。

その辺は、ドラマ演出の視覚効果も狙ったシーンだったのでいいと思いますが、実際のところ、平安貴族が雪で遊ぶときはどんな防寒着を着ていたんでしょうね?庶民と同じような「みの」を着ていたんでしょうか?ちょっと気になりました。

 

 

・疫病の前に人間は無力 今でもそこはあまり変わっていない

現代でも、ついこないだ新型コロナが大流行し、亡くなった方もいればコロナ流行のあおりを受けてたいへんな苦境に陥った方もいました。現代でも、疫病流行に対して人間が対抗できることは限られています。医療技術も未発達だった当時は、ひとたび疫病が流行し始めたら、当時の貴族にまともな対応が取れるはずもなく、神頼みしかなかったでしょう。

そんな時代に比べれば、現代は飛躍的に進歩しました。病気にかかれば、たいていは医者に診てもらえますし、薬も出してもらえます。病気の原因に関する知識も普及してきているので、隔離などで更なる流行を防いだり、重症患者には集中治療したりも可能になりました。もちろん、受け入れ可能量の一時的な不足など、課題は多いですが、平安時代に比べればだいぶマシになっているな、と思いました。

 

ちなみに、994年に流行した病は「疱瘡(天然痘、とも)」らしいです。

 

 

・少し変わった?藤原道兼

跡取りに選ばれなかった「汚れ役」の次男・道兼ですが、内大臣さらには右大臣となってからは少し成長した様子が見て取れます。父譲りの傲慢な伊周に対して「そんな心構えで内大臣が務まるとは思えんな」と厳しく指摘。彼自身も、決して褒められる実績があるわけではありませんが、時流に乗って我が物顔の道隆一家に釘をさす人物になっていました。また、疫病対策を取るためにも自ら都を視察。初回で強烈な「悪役」キャライメージを持たされた道兼ですが、今後は「挫折を経験して、成長した道兼」として描かれるようです。

これまでの描写から考えると、おそらく道兼というキャラには「人生はやり直せる」というテーマを載せているのかと思います。多くの人は誰しも失敗や挫折を経験するものです。そこはほとんど同じです。ただ、その経験から人がどう変わっていくのか?ここが人によってまったく異なる部分になります。今後の道兼の描かれ方は注目点ですね。

ただ、今回の道兼の場合、前科がまひろの母親殺しという殺人なので、身分は高くても罪科はかなり重いです。それでも彼が右大臣という高官に就いているところが「歴史ドラマ」らしくていいと思います。

 

次回、第17回も楽しみにしています!