先日、ウィル(生後5か月の子猫♂)が足を怪我したときに撮ったレントゲン写真を見ていたとき、獣医さんが、「サプリメントでカルシウムを補うと、この骨端線が埋まり、早々に骨の成長を止めてしまう」というようなことを仰ったのを聞き、わが家の子猫2匹のゴハンづくりに対する考え方を、さらに改善してみました。(ちなみに、ウィルの骨端線はまだまだしっかり確認できましたよ(ほっ)^^。)
※骨端線とは:
骨の端にある軟骨が骨にかわってゆく境目の部分のこと。この軟骨と骨の境目の線があるうちは骨は縦の方向に成長できる(いわゆる手足が伸びる)。猫の脛骨の骨端線が消えてなくなる(骨の成長が止まる)のは、猫の種類や性別などによって幅があり、平均14-24ヶ月齢だそう。
私が猫たちに手づくりしているゴハンは、具体的には、
・本村伸子獣医師の本・セミナーで学んだこと
・リチャード・H・ピトケアン獣医学博士の本
(彼は、薬草学をはじめとする代替医療、中でもホメオパシーに造詣が深く、獣医を対象にしたホメオパシー・アカデミーを設立したほど)
・猫を生肉で育てているホメオパスの先輩の長年の経験と実績
を大いに参考にしたもの。
<参考文献はこちら>
ネコの食事ガイド―ペットとホリスティックに暮らす/中央アート出版社
¥1,728
具体的には、以下のような感じです^^。
1、【高蛋白質】
・動物性食品:植物性食品=7:3
(野菜は「重さ」ではなく「量」なので、「重さ」でいうと8:2ぐらい)
・メインはいろいろな種類の骨付き肉
・その他、さまざまな種類の動物性食品(肉・魚・乳製品・卵など)を、個体の状態に合わせて与える
・野菜は、緑黄色野菜(人参・カボチャ・ブロッコリー)を、加熱後、ペースト状にして与える
(肉食獣である猫のゴハンに野菜を加えることには賛美両論あるけれど、人参・カボチャ・ブロッコリーなどの色鮮やかな野菜にはカロチンが豊富→カロチンは抗酸化物として老化やガンを予防する→さまざまな部分の内臓類を豊富に与えられない現在の猫にとって、ある程度の野菜は必要)
2、【肉は生】 <BARF(Biologically Appropriate Raw Food) DIET>
骨・内臓を含む
(子猫に骨を与えるのは、骨を消化できるようになる生後6か月以降)
3、【穀類不要】
(5%以下の少量ならば可:ただし加熱したもの)
4、【サプリメント】
・リンとカルシウムのバランスを必ず整える
☆リン:カルシウム=1:1.2(1.1-1.3)
5.【胃を休める】
・フードを絶対に放置しない!
(たとえ食べなくても、「フードの匂いを嗅ぎ続ける→絶えず脳が刺激を受け、胃腸管での消化の準備を始める(例:唾液が出る=胃に消化のために酸が集まる)→その際の尿はアルカリ性に傾く→尿路疾患につながる傾向、または、その他の大切な器官がエネルギー不足になる傾向)
今回、私が改めたのは、
・市販のサプリメント(ビタミン&ミネラル)よりは、ハーブなどの天然の原材料(ただしオーガニック)を使用する
・カルシウムに関しては、(サプリメントだけに頼らず)天然の食材からも取り入れる
・季節の変化を受け、中医学・中国の食養生・マクロビオティックなどの考え方を参考に、主な肉の種類を、体を温めることに合う肉類だけではなく、冷やすことに合う肉類も新たにトライする
・スプラウツ、オーガニックの玄米、昆布の削り節・たたみいわしなどの食材も、臨機応変に取り入れる(※猫は肉食獣なので、穀物類は、わが家では基本的に不使用)
など。
詳しい内容は次回に書きますね♪
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おかげさまで、わが家の子猫2匹は、健やかに成長中です☆
スカイラー(5か月の子猫♀)
手にしているのは、ネズミのおもちゃ^^。
こうして、別々の場所から「おもちゃ」にじゃれ合うこともあれば、勢い余って2匹で正面衝突することも^^;。
あまりに夢中で走り回ったので、舌を出して「はーはー」と呼吸をするウィル。このときの呼吸数は、30秒の間で実に98回!
(毛色も表情も性格も違うのに、正面から見た寝顔がそっくり…、さすが兄妹♪)
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