no valueでも頑張る大学4年生の日記 -7ページ目
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調理場という戦場 book review②

調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 (幻冬舎文庫)/斉須 政雄
¥630
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僕の一番好きな本。
今まで読んだ中でこんなに、motivateされた本はない。
日系コンサルの選考過程で読まされた本。そのコンサルには見事に落ちたけど、この本に出会えただけでも価値はあったと思える。
月1くらいで読み返していて、今日も新学期が始まるので読み直してしまった。

「自分の習慣を変えずに流れるままに過ごしていたら、きっと10年後も人をうらやんでいるに違いない。もてる人がうらやましいし、仕事のできる人が羨ましい。生き方を変えなければ、異性のことも仕事のこともどっちつかずで、満たされないままの10年後を迎えるに違いない。 
 だったら自分は仕事以外のものは捨てよう。
 僕には資質がないのだから、やりすぎくらいが当たり前のはずだ。「やり過ぎを自分の常識にしなけりゃ、人と同じ水準は保てまい」という僕の仕事への基本方針はこの時から始まったように思います。」(36p)

「限界以上の仕事を続けていく生活が10年20年続いたら、どうなるのだろうか。その成果だけが楽しみだった。」
(37p)

援助じゃアフリカは発展しない book review①

援助じゃアフリカは発展しない/ダンビサ・モヨ
¥2,310
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 開発の本には珍しく、アフリカの女性が書いている本。今までの開発の本はほとんどが白人(欧米人)によるものであった。
 ゼミで国際貿易・開発経済学を学んでいるが、テキストもほとんど白人によって書かれていた。よくよく考えていたらこれってかなり不自然なのでは??
 「アフリカはこうすべきである!!」みたいなことを白人が主張し、「いやいや、こうしなきゃいかん」とちがう白人がいう。イースタリーとかジェフリーサックスの言い合いもよく考えればおかしな話だ。アフリカの人々のことをアフリカの人以外の人間が論争をする、というのが今までの状況であった。

 前置きが長くなったが、本書はそんなおかしな状況を脱する第一歩のような気がする。
 この本はアフリカ出身の筆者により書かれている。さらに彼女はアカデミックだけではなくビジネスの世界でも活躍しているため、本書はかなり実用的な側面が強い。

 アフリカ諸国が発展するためには?という問いにリアルに答えている作品となっているのではないだろうか。中国の存在を肯定するのもなかなか面白かった。


「樹を植える最善の時期は20年前の昔だが、次に良いのが今である。」 -アフリカの諺(本書223p)
「西欧諸国の犯した間違いは、何かを与えるのに際して、何も対価を求めなかったことである。中国の成功の秘密は、彼らのアフリカへの急進出のすべてがビジネスであったことだった。」 (219p)
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