今回は下ろしたL型ミッションと、DR30(FJ)ミッションの外側の比較を紹介したいと思います。
同じFS5W71Bミッションとはいえ、積むエンジンが違えば前ガマの形状が違うのは当然。
↓画像の左の汚いのがL型ミッション、右がFJ20DETミッション。
取り付け穴の位置が違いますが、全長は同じです。
ちなみに前ガマの刻印。
右のL型は「L6」。左のFJは「ZL #1」。
L型の刻印はL型6気筒ということじゃなさそうです。「L8」とかありますから(笑)
クラッチ周りの部品ですがパッと見では違いはありませんね(画像奥がL型)
でもよく見ると、レリーズカラーの高さが違いました。
L型の方が高く、FJのは低かったです。
今回は流用できませんが、強化クラッチとかツインプレートを入れた時に使えるかもしれませんね。
天狗の鼻の比較ですが…
形状やサイズの違いはないものの、材質の違いがあります。
L型のは鉄製、FJ用のはアルミ製。
強度面から鉄製を組むことが多いようなので、こちらを使います。
それとバックギア誤操作防止機構がFJ用には付いています。
5速からバックに入れる時は、一度ニュートラルにしてからじゃないと入らないようにする機構なようです。
必要性は感じませんが、何か事件でもあったのですかね?^^;
あとはニュートラルスイッチの位置が違いますね(↓画像左がL型)
インジェクション車だとニュートラルじゃないとエンジンがかけられないように細工するためですかね?
キャブ車には必要ありませんね。撤去ですw
速度計のドリブンギアの位置は同じですが、固定ビスの位置がL型は上、FJは下です。
230は赤の20丁、FJ用は白の19丁。
最終減速比(ファイナル)とギア数の兼ね合いがあるみたいですね。ちなみに自分のは元ATなので「4.375」で20丁のようです。
ファイナルを上げたら、白の19丁にすれば速度計の誤差が減るっぽい。
でも…明らかに230のギアは直径が大きいけど入るかな?
ちなみにリバーススイッチの位置は同じでした。
L型に付いてたスイッチはオイル漏れを起こしていたので、FJのスイッチを使用します。
参考に新品は「32005-K102A」で、¥3,370@モノタロウ。
リバーススイッチで気にしなきゃいけないところは、スイッチ先端の出っ張り長さです。
Aタイプ:7mm
Bタイプ:5mm
があり、FS5…タイプのミッションはほとんどAタイプの7mmです(画像はパクリw)
ストライキングロッドのシフトレバーの固定する部分の形状が違います。
左の方が230、右がFJ用です。
FJの方が、面が広く強化版なのでしょうか?
シフトレバーを比べるとその違いがよくわかります。
ソフトレバーは長く曲がっているので短く真っ直ぐに加工します。つか…加工してもらいますw
リアケースの刻印。
230に乗っていたのは「#3 9-28」。FJ用は「T1 9-14」。
意味はわかりませんw
外側の違いはこんなもんでしょうか。
中身はカマが割れたら、また紹介します。