アオイハ ≒ 青葉 ≒ 仙台
…という話ではなく、
「青い歯」、Bluetoothの話題。
スマホや音楽プレーヤーで利用している方も多いと思います。
数メートルから数十メートル程度の距離の情報機器間で、電波を使い簡易な情報のやりとりを行うのに使用されるBluetooth。
直訳すると「青い歯」になるけど…実際はどういう意味
じつはBluetoothは直訳通りそのまんま青い歯という意味。
この名称はスウェーデンのエリクソン社の技術者が名付けたものだそうです。
かつて、ノルウェーとデンマークを交渉によって無血統合し、文化の橋渡しをしたデンマーク王、ハーラル・ブロタン・ゴームソンという人がおり…。
その人に青黒い死歯があったため(ハリセンボンのかつての箕輪はるかさんみたいな)、「青歯王」と呼ばれたそうな。
尊敬しているのか馬鹿にしているのか分からないようなニックネームですが…。
Bluetoothは、彼の成し遂げた偉業のように、乱立する無線通信規格を統合したい、という願いを込めて名付けられたそうです。
国際標準規格のため、対応機器なら各国のどんなメーカー同士でも接続が可能になりました。
ちなみにロゴは、BluetoothのBとアンテナ的な電波的なデザインをくっつけたもの、と誤解されがちですがそれは間違いで…。
北欧の長枝ルーン文字で、ハーラル・ブロタンの頭文字のH(ᚼ)とB(ᛒ)を組み合わせたものなんだそうですよ。
ちなみに、同じように無線で情報のやり取りができる「Wi‐Fi」となにがどう違うのかというと…。
Wi‐Fiは複数の機器を同時接続させることに長けていて、ネットのハブのような役割として作られています。
通信速度も非常に速く、大量のデータ通信が得意。
ただし、そのぶん消費電力が大きいので、コンセントから電力供給できるルーターのような据え置き型の機器に採用されています。
一方でBluetoothは1対1での通信を想定して作られた技術。
Wi‐Fiと比べて通信速度・通信距離ともに弱いものの、消費電力が少ないためイヤホンやキーボード、マウスといった、長時間使用する機器に導入できるというメリットがあります。
違いを表にまとめるとこんな感じ
込み入ったことは私なんかにゃーからっきしわかりゃしませんが、とにもかくにも便利でありがたいものですね~