左ひざが痛むのと前半の飛ばしすぎがたたり、キロ6分半オーバーまで一気にペースダウン
まっ、こうなることは目に見えていましたが、どこまでいけるか今回はちょっと試してみたくなりまして…
やはりセオリーどおり、前半しっかり抑えて後半あげていく、っていうのがいいみたいですね
28.9km地点では、女川のさんまかりんとう
↑
「きらら女川」という障がい者支援施設で作っているそうです。
胃の調子もあまりよくなかったので割れた小さいところをちょこっと
口の中の水分もって行かれる系ですが、なかなかおいしかったです
その後、去年はなかった田んぼの中を通る道。
後半に入り、持参のエナジージェルを補給する人が増えるのは分かりますが、そのゴミがなぜかこの辺は多い。
と、そこに袋をもったAゼッケンのランナーさん
すごく丁寧に小さなゴミまで拾いながら走っています
わーすみません~ありがとう~
「でも、この大会は少ないほうですよ。多いところだと3袋いっぱいになりますから。」
そんな会話が聞こえてきました。
ゴミを拾う人は当然捨てないし、捨てる人は拾うわけがない。
拾う人は拾ういっぽうで、捨てる人は捨てるだけ。おかしいな~。
…と話がコースアウトしてしまったので元に戻しまして。
だいぶ前に試走したときはダンプだらけでまだ通れなかった小塚原地区を通過~。
スローペースにもかかわらず呼吸は荒くなってきましたが、ありがたいことに膝の痛みはこの辺ですっかり消えてなくなっていました
閖上(ゆりあげ)に通じる大きな道路に出ると、到着したのは待望のエイドステーション
「ゆりあげ港朝市特製ほたて浜焼き」
目はすごく欲しがっていますがなんだか今は食べられそうにない…
写真だけ撮らせてもらいました(ちゃんと写ってないけど)。
その先、コース最北部の32.8km地点で折り返します
↑
閖上地区は現在大規模再開発工事中。
堀にかかる橋を過ぎた辺り、メイド服姿のかわいい女の子が一生懸命応援している姿が遠くから見えます。
嬉しいね~、かわいいね~と思いながら通過しようしたその時、Rice Ballさんの横顔が見えました
とっさに「Riceさん」と呼んだら気付いてもらえ、さらにこっちゃんさんもその隣にいて、「ルミナスさ~ん」と両手を振って応援してくれました
そのメイドさんがこっちゃんさんの娘さんだったとあとで知りびっくり
みなさんからここでたくさんのパワーを頂きました
↑
農業高校の生徒さんが発案、実行して作り上げたオレンジのコスモスロードもしっかり見届けつつ…。
34.1km、せり鍋のエイドに到着
さっきのホタテは泣く泣くスルーしたけど、お腹は減ってきているので今度はチャレンジしてみよう
あっつあつの具沢山で食べるのに手こずり、滞在時間がだいぶ長くなってしまいましたがなんとか完食、体も暖まりました
体が暖まったのはいいですが、今度は逆に少し暑く感じ…
着ていた長袖を腕まくりしようとほんのわずか体をひねったタイミングで…右脚の裏ももが攣り始めました
少し取り戻しつつあったペースは再びスローダウンするものの…。
「あっ、でもこのくらいなら大丈夫」←経験者は語る。
3~4回ビッグウェーブが到来し、顔は痛みでこんなんなってましたが(大体想像つくでしょ)走り続け…。
やがて静かに退散して頂きました
あとはひたすらゴールを目指すのみ
ただ、脚攣りも膝の痛みもなくなったのに、胃の不調はまだ若干あったので…。
「おにぎりに最適なお米」に認定されたという『たかたのゆめ』のおにぎりはおあずけ~
↑
これはRiceさんのために撮った1枚
↑
石巻の一口まんじゅう。これくらいは頑張れば食べられたかなぁ
38~39kmくらいでたんぽぽの白鳥さんとスライド。この時は歩いてましたが、無事制限時間内にゴールできたようです
私自身、1度落ちてしまったスピードをもとに戻すことは出来なかったものの、たくさんの声援に迎えられてようやくゴール
レース展開としては決していい内容ではありませんが、それでもたくさんの人に支えられて楽しく走りきることが出来ました
閖上の工事が終われば来年もまたコースが変わるはず。
震災から9年目になる来年の大会の様子もまたこの目で見届けたいと思います。
ご一緒してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、3千人のボランティアはじめ関係者の皆さん、地元の皆さん、本当にありがとうございました~