話題の映画『カメラを止めるな』
先日観てきました~
前半は37分にも渡るワンカットの長回し
ゾンビ映画を撮っていたら本物のゾンビが現れ、キャスト・スタッフも次々とゾンビ化していくというストーリー
途中、変な間があったり~奇妙な会話があったり~不可思議なカメラワークがあったり…。
それはある意味、演技では出せないリアルさをうまく表現したものかと思っていたら
後半ではその撮影の舞台裏の様子が描かれ、前半で実はこんなにもたくさん伏線が張られていたのかと気付き、驚きます
それがどんどん回収されていき、あはは、なるほどね~と何度もくすっとさせられますが…
次第にその中に映画に対する情熱、チームワーク、最後は家族愛が織り込まれて行き、ホロっとさせられます
このうまくできた二部構成、『アヒルと鴨のコインロッカー』に相通じるものを感じるかも
エンドロールの画面では…。
自主映画を撮っている撮影スタッフ役の俳優さんたちを、この映画の本当の撮影スタッフが撮っている様子を、さらに俯瞰で撮影している、っていう構図も個人的には結構ツボだったりして~
ストーリーを詳しく知らない状態で一度観て、そしてすべてを知った上でもう一度観てみるとまた楽しめそうな、そんな映画でした