四天王 | お気楽市民ランナーの! ネコとマラソンと食事♪…ときどき温泉

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よくスポーツなどで4強がそろうと、○○界の四天王とか表現したりしますが、これは仏教用語からきているんですね。

 

 

 

インドが起源とされ、仏教の世界観の中心にあると言われる想像上の山、須弥山(しゅみせん)。

 

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ざっくりとした図。須弥山の高さは56万km。「有頂天」や「金輪際」というのも仏教用語なんですね。

 

 

 

須弥山の頂上の宮殿には帝釈天が住み、その中腹の四方で仏法を守っているのが四天王なのだそうです。

 

 

頂きから全ての命を見守っている帝釈天は、もとは古代インドの英雄神・インドラのこと。

 

 

天空を駆け抜け、「インドラの矢」と呼ばれる雷で凶暴な魔神達と戦ったそうで、「天空の城ラピュタ」でラピュタが地上に放った最終兵器「ラピュタの雷(いかづち)」のモデルとなっています。

 

 

その帝釈天の配下で仏教世界を守る四天王は、いずれもいかめしい顔をしており、邪鬼を踏みつけています。

 

 

○持国天(じごくてん)

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領土を守り、人々を安心させてくれる東方の守護神。

 

 

 

○増長天(ぞうちょうてん)

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生育、増長する力から五穀豊穣を司る南方の守護神。

 

 

 

○広目天(こうもくてん)

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「浄天眼(千里眼)」といわれる特別な眼で世の中を観察し、衆生を導き守る西方の守護神。

 

 

 

○多聞天(たもんてん)

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説法の場を整える役割の北方の守護神。財宝富貴を司ります。

 

 

 

鎌倉時代以降、多聞天は他の守護神とは別に独尊として祀られるようになり、その際は『毘沙門天』と呼ばれるようになりました。

 

 

次第に四天王のリーダー、最強の守護神という信仰が高まり、戦国時代には上杉謙信が毘沙門天を厚く信仰し、歴史に名を残しました。

 

 

 

この四天王、「じぞうこうた」と覚えるといいそうですよ人差し指ウインク

 

 

 

…唐突にアップされた四天王の話題。

 

新年ランのコースの伏線、なのかも知れないニヤリ