「北」と言えば、地図の上の方角ですよね
この地図上の北は北極点の方角を指していて、真北(しんぽく)と呼ばれるものです
緯度・経度の基準にもなります。
方位磁石の赤い矢印は「北を指す」と言いますが、じつはこの地図上の北を指しているわけではないんですね
磁石の指す北は「磁北(じほく)」と呼ばれ、その中心はカナダにあります。
そのため真北と磁北はわずかにずれており、場所にもよりますが東北地方だと磁北は真北から西に7度くらいずれています。
地図上に磁北線を記入するとこんな感じになります
なお、磁北は年々少しずつ移動しているそうです。
さらにいうと、都市計画基図で使われる平面直角座標系では「方眼北」
という「北」も存在します。
え~、なんのことやら私にもよく分かりませんので…説明は割愛させて頂きます
真北と磁北を理解し、地図とコンパスを正しく使えるようになると…。
・現在地の確認
→自分のいる場所を調べることができる。
・目標方向の確認
→これからむかう場所の方角をコンパスにインプットしておける。
・目標物の確認
→見えている目標物を調べることができる(見えている山の名前、すなわち山座同定など)。
スマホの電波やバッテリーがなくても、地図とコンパスを使ってこれらのことがスマートにできたらカッコいいんですけどね~
一口に「北」と言ってもいろいろあることはわかりましたが、仙台にはもっとたくさんの「北」が存在する場所が
泉区ななきた(七北田) ←ローカルネタ。