昨日、仙台弁こけしの紹介をしていて思い出したコト
『ふるさとの訛りなつかし 停車場の
人ごみの中に そを聴きにゆく』
という石川啄木の短歌 と…。
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上野駅にある歌碑。
もう1つは学生時代の話。
単発で時々入っていた、○○製作所のアルバイト
東北各地へ行って、学校の図書室の棚や理科室の実験台などを運んで組み立てる作業をしていました
いわゆる肉体労働ですが、日給7000円~8000円もらえるし知らない色んな土地にタダで連れて行ってもらえる、というのも魅力でした。
そんなある日、秋田県で作業をし終えた帰り道。
「バイトくんたち、ノド乾いたでしょ。何か飲む」
田沢湖の近くの個人商店に立ち寄りました。
「あ、いいのいいの、会社の経費で落ちるから。」
ごちそうになりまーす
「おばちゃん、領収書ちょうだい 但し書きはジュース代でね。」
おばちゃん 「はいよ、ズース代ね」
その時、ずいぶん訛ってるなぁとは思いましたが…。
バイト先の人がちらっと見せてくれた領収書を見てびっくり
『但し、ズース代として』
としっかり書いてありました
話し言葉だけじゃなく、書いた文字まで訛ってるなんて
強烈なカルチャーショックを受けた記憶が鮮明に残っています
………っていう話