私の住む宮城県亘理町の西側には、隣の柴田町や角田市との境目となっている山地があります。
標高300m程度の比較的低い山が連なっており、縦走をしに訪れる方も多いです。
この山地は、亘理町の阿武隈川を北限とし、南は茨城県の北部までず~っと続く『阿武隈(あぶくま)高地』の一部。
東側はこんなに直線的なライン 長さは約170kmにも及びます。
横にしてみた
この山地は『隆起準平原』と呼ばれるもので比較的なだらかな山容。
もともと海底にあった古い地層が隆起して陸地となったもので、はじめはアルプスのような大山脈だったと考えられます。
長い年月を経て浸食され老年期のなだらかな地形となり、さらに隆起が進んで隆起準平原となりました。
亘理町の四方山(しほうざん)274mからの眺め
鳥の海も見えます
来年は酉年
今年ももうすぐ去っていきますね…