ようやく観てきました
予告編を見たときにまず思ったのは、
「これって大林宣彦監督の『転校生』のリメイク」。
共通するようなシーンは確かにありましたが、ストーリーそのものはまったく別物。
もともとジブリにいた新海監督。
『千と千尋の神隠し』にも参加してたとのことで、「名前」にまつわる展開はそれを彷彿とさせ、オマージュともいえる作品だと思います。
両方の作品に神木隆之介さんが声優として参加しているのもその表れ
また、「過去」の人物と奇跡的に出会い、次第にその存在を実感していく、というのは個人的にはキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演の「イルマーレ」を想起しました。
と、3つの作品名を挙げましたが、そのどれとももちろん違い、しっかりとオリジナルのストーリーとなっていました。
後半、時間軸の行き来があり、完全には理解しきれなかった感があるので、もう1回観てみたいかも~
みなさんがおっしゃっている通り、映像の美しさは筆舌に尽くしがたく、時折実写を見ているのかと錯覚を起こしそうなほど。
ピントの合っているところと合っていないところの差による奥行き感は一眼レフで撮った写真のよう
静止画をつなげて動画のように見せる「タイムラプス」の手法をアニメーションで再現しているのは斬新な印象
実写では再現できないようなアングルや描写もたくさん映し出され、とくに空の描写はまるでプラネタリウムでも観ているかのように魅き込まれました
うーん、ちょっと空でも見上げてみようかな
おっ、今日はちょうど満月だ