そのお店の開店時間は午前8時
壁一面にズラーっと並んだ冷蔵庫。
その中には…。
日本酒をたしなむ者なら誰でも一度は飲んでみたい と思うような銘酒がひしめきあっている
うーむ、絶景かな、絶景かな
あっあのお酒があるっ
なんとっ
幻のあのお酒までっ
しかもリーズナブル
とはいえ予算には限りがあるし~、ど~しよっかな~ 迷っちゃうな~
…としばし熟考を重ねるうち、ふと時計をみるとあと5分で10時というところ。
店内が急に慌ただしい
パッと見頑固そうな店のおやじさんが、右へ左へとセッセと物を運んでいる。
気付くと、あんなにたくさんあった冷蔵庫内の日本酒はおろか、山積みにされていた缶ビールの箱まできれいさっぱりとなくなっている。
かわりに冷蔵庫の中には清涼飲料、陳列棚にはスナック菓子や日用品、野菜などが並べられている。
どこにでもある個人経営の商店の風体だ。
なんという変わり身の速さ たった5分の出来事である。
これが噂の『平日2時間の幻の銘門酒店』かぁ~
次のチャンスはいつ訪れるのかな~
………。
というのは昨日見た夢の話
話は戻って1週間ほど前。
過去に何度か訪れたことのある、とある酒屋さんを覗いてみました。
するとそこには『獺祭(だっさい)』様が鎮座ましまして居るではないですか
というのもそのお店。
人気の高いお酒はポイント制になっており、所定のポイントがないとモノはあっても買うことができないシステム。
ポイントは購入金額に応じてもらうことができます。
…で、その獺祭は4p必要。
その酒屋さんによるつもりはもともとなかったので、以前もらっていたポイントカードは持ってきておらず
「たしか2pはあったと思うんですけどね出直してきます。」と言ったら…。
「2pあるというのを信じましょう。何か1000円くらいのお酒を合わせて買ってくれたら合計で4p分になるので、獺祭をお売りしてもいいですよ」
女神さまご降臨
果たしてめでたく獺祭を手に入れることが出来ましたしかもリーズナブルな値段で
家に帰ってからポイントカードを調べてみたら、きっちり2pでした。ウソつきにならなくてヨカッタ~
このお店でのやり取りが昨日の夢のモトだなキット
そしてお味のほうは~
えへ、えへ、えへへ~( ´艸`)