柘榴坂の仇討 | お気楽市民ランナーの! ネコとマラソンと食事♪…ときどき温泉

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平凡なファンランナールミナス7の日常を、マラソンネタを中心にネコ、ラーメン、ゴルフ、お酒、映画などの話題を雑多におりまぜながらのんびり綴っていきま~す !(^^)!


毎月1日は映画がお得。


1100円で見られるし(前は1000円だったけど汗)、自分の休みとうまく重なったので、久しぶりに映画を観てきました映画


『柘榴坂の仇討(ざくろざかのあだうち)』です。


浅田次郎原作、監督は『沈まぬ太陽』や『ホワイトアウト』を手掛けた若松節朗監督、音楽は久石譲。


主君・井伊直弼の警護役を仰せつかった彦根藩士、志村金吾。


しかし桜田門外において主君の殺害を許してしまう。


切腹することも許されず、仇討だけを考えて生きてきた13年。


井伊を討った最後の水戸藩士、佐橋十兵衛をようやく見つけだす。


しかし仇討を命じたはずの政府は今や明治へと時代が変わり、直前に『仇討禁止令』を発している。


最後に2人きりで迎えた柘榴坂。


2人は何を話し、そして金吾はどう行動するか…



主演の中井貴一をはじめ、妻役の広末涼子、仇役の阿部寛など俳優陣の表情がとても良かったです。


主人公とそれを取り巻く人々の心理と葛藤、そして仇側の人間模様の描写も秀逸でした。


派手なところはなく、終始静かなストーリー展開ですが、だからこそ見ごたえがあるいい作品でした。