今日は父方のひいおじいさんについて。
ひいおじいさんは明治期から大正期の仏教学者・思想家。
曹洞宗のお経、『修証義(しゅしょうぎ)』をまとめあげた人だそうです。
曹洞宗の開祖、道元の著作『正法眼蔵』は僧侶向けのお経ですが、明治以降の新しい風潮に応じた在家への布教を念頭におき、明治中ごろに作成したものが修証義。
正法眼蔵の重要な部分を抜粋し、全5章31節のわかりやすい内容に再構成したそうです。
それが現在は正法眼蔵を差し置いて曹洞宗の根本聖典に位置付けられているとのこと。
東洋大学の第3代学長も務めたというひいおじいさん。
今の自分の生活に直接何か影響がある、というわけではありませんが、そんなご先祖さまたちがいて今の自分があるんだなぁ~とたまに想いを馳せてみたりします。