テニスのゲームの中に

結果を左右する大きな1ポイントがある

たとえば・・・

0-6 0-6 7-6 7-6 7-6で

その試合に勝ったとしよう・・・

取られたゲーム数は30ゲーム

ゲットしたゲームは


21ゲーム・・・


つまり この様に

失ったゲームやポイントが

獲得したポイントより少なくても

結果 試合に勝つ事はできる

そんな試合の分岐点になる

たった1ポイントが

時として 他の何十ポイントよりも

とてつもなく大きな意味を持つ事がある


それを ビッグポイント呼ぶ・・・


ビッグポイントを制すか否かで

ゲームが決まると言っても過言ではない

これは 人生においても

会社の運営においても同じ事だ



かつて 当社において成功したベンチャーは

ひとつもなかった・・・  ( ̄ー ̄;


しかし 5年の月日をかけ

訪問看護ステーション事業を

1000万規模の大型ステーションへ

のし上げて来た・・・

さらには 共生型事業所として

社外に箱物を設け

2000万規模の看護事業を目指す

運びとなった・・・

そしてその事業計画は間違いなく

現行の事業より利益が見込める

エクセレントな内容になっている


しかし・・・

我々は取締役ではあるが

オーナーではない

会社もそれぞれでそれぞれの事情がある


きょう その事業プランを持って

当社代表が 大株主=オーナーの窓口

監査役のところへ出向き交渉に当たる


問題なのはこの監査役が曲者で

私との電話会談の中で

突然 思いついた様に

これは別会社にして出資を募るべきだ

そうでなければオーナーを

説得できるものではないと言い出している


確かに別会社にすれば

オーナーや出資者の懐はより潤う

しかしこの事業は

痛みを伴いながらも社運をかけて

5年に渡り暖めて来た

これからの当社にとってなくてはならない

ドル箱 営業部門なのである

間接部門費を固定に止め

いかに営業部門を大きくできるか

その試行錯誤の中で期待に応え

やっと目を出した 唯一の部門なのである


その折角育てた営業部門を

これはおいしいという事で当社から

権力において奪い去ろうとしている


創業40年を越える当社は

ビジネスモデルの賞味期限とされる

30年を過ぎ 新たなる30年

事業継続できる為の

マイナーチェンジを図っていた


きょうの交渉はまさに

会社の歴史を変える

これまでの40年より大きな意味を持つ

まさに ビッグポイント である


出掛けに代表にひと声かけた

"きょうの交渉はなにげにビッグポイントです"


すると代表は言った

"だいじょうぶ まかせろ"


そう言いながら ここ数日で集めた

プレゼン資料を持ちながら

余裕の背中を見せ出て行った


悪知恵を吹き込まれ

寝返る様な事がなければいいが・・・


繰り返し言う・・・

ゲームは ビッグポイントを

制したか否かで決まる












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