平塚らいてう、です。大正デモクラシーより少し前ですね。時の政府による御維新も少し落ち着いた頃でしょうか。
家父長制や良妻賢母への挑戦ですね。どこの国でも、女性の権利に関しては一定の運動があるとは思います。
彼女は当時の世の女性へこう語りかけました。「他(ひと)の光によって輝き、病人のような蒼白い顔した月」そこで、月であることをやめ、再び太陽に戻れという主張ですね。
巧みなのは用いられた修辞にあります。
宇宙において、光源は太陽です。しかし、夜道を月明かりが照らすよう、我々には月も同じように光っているのではないかと考えてしまいます。
この照らされる存在というのが、日本語調のレトリックと考えます。
一つ光が射し込むと、影が生まれます。こういった考え方を反証(アンチテーゼ)、例えば発議そのもの(一つ光が射し込むと、影が生まれるとは何か?)考え方は色々とありますが、純粋に日本的な考えだと反照という、コントラストでお互いを引き立て合わせる考え方を好むようです。