大磯町での修業中に、高校生の女の子がつくるスイーツを何度か頂きました。

趣味でつくっているというこのスイーツが、いつもいつも完璧なんですよ。

もちろん、スイーツとは何たるかも知らない吾輩の評価ですけどね。

でも食べる側の人間は大概そんなものでしょうから、ある意味そこに真実はあるのでしょう。


スイーツというのは見た目重視のポイントというのもあると思うのですが、それも含めて全て食感と味に集約されているわけです。

音楽でいうところの絶対音感のような、言わば絶対味覚みたいなものがあるんでしょうね。

これとこれの組み合わせなら味覚はどんな反応をして、食感はどんな感じになるのかが頭の中で解っているんじゃないかなと思います。



ですから彼女が調理学校へ進学すると聞いた時は、親のように安心しました(笑

若い人こそですが人間は自分の好きなことしか頑張れないものです、逆に好きなことなら想像以上に頑張れるものです。

努力というのは尽きない興味の積み重ねのことですし、天才というのはそこに研ぎ澄まされた感性があるのかどうかだと思います。


彼女の将来が楽しみです。




はい、左様なり♪