11月に入り10日ほど経過した辺りで住所を種子島の西之表市に移しました、いずれは都会を離れて暮らしたいという希望が叶えられた形となります。

春に独り旅行で来た時に種子島の空気感がすごく気に入り、その想いがずっとあったので長く暮らす土地としての決断をしました。


もちろん、念願の食堂もいずれこの土地ですることになるでしょう。


食堂の開店はまだすぐに実現は出来そうにないので、生活していく術としてリラクゼーションルームを始めました。



先日の二十日からのスタートをTwitterやInstagramで告知してみたのですが、有難い事に初日から御予約を頂きました。

これは修行先の神奈川県大磯町でも感じたことなのですが、種子島でも出会う方々みんなが親切でありフレンドリーでもあるのです。

草刈りをしていた時に話し掛けて来てくれた旦那さんも

「うちの軽トラでクリーンセンターに運ぼうか」

なんてことを言ってくれたり、孫を連れて買い物に行っても店員さんや他のお客さんも孫にお愛想をしてくれるのです。


少し前ならどこでも当たり前のようにそうであったこともなくなってきた昨今、ここはすごくほのぼのする空気の漂う島です。 


種子島は離島といっても一市二町があり、九州本土に渡るにしてもそんなに不便のないところです。

街中での生活感覚と田舎の良さを、奇跡的に良いとこ取りをしたのかも知れません。


吾輩の故郷でもそうですが田舎の人は情もありますが、ある種の厚かましさもありがちなものです。


種子島の人はそこを感じさせないんですよね。 



自分のような余所者が立ち上げたリラクゼーションルームに早々に予約を入れてくれて

「今度嫁も予約を入れさせるよ」

なんて言って貰うと

「種子島で生活していけそうだな」

と嬉しくなります。


15歳で実家を離れ下宿生活で高校へ通って以来、この歳まで同じ土地に五年暮らしたことのない人生でした。

しかし子育ても終わり気楽な独り身となり居住地として選んだこの土地に、どうやら長く住まわせて貰うことになりそうです。



はい、左様なり♪