修業当初は朝の6時からということで、平塚駅 近辺の漫喫に宿をとり5時半の始発で向かいました。
修業先の大磯町まで電車で5分ですからね。
修業中はとにかく経済的に切り詰める生活となりますから、漫喫代をうかす為に歩きながら生配信をして0時をまわったら入店するようにしていました。
漫喫にはシャワーもランドリーもあるし便利だし比較的安くはありますが、それでも毎日となるとかなり気を引き締めていかないと成立しません。
なんと言っても無職の身です。
しかしその生活も10日間ほどで終わりとなります。
修業先を紹介して頂いた社長さんの会社の寮の一部屋を、なんと無償で貸して貰えることになったのです。
出足から本当に恵まれた修業生活となったわけです。
そしてキッチンもありますから、待望とも言える自炊生活ともなりました。
いまだに自分でつくった御飯が一番好きな吾輩としては、こんな有難いことはありません。
御飯をつくっていると心穏やかになり、やがて幸せな気持ちになっていきますしね。
更に通勤用の車も貸して頂いたので、気になっていた板長の仕入れを見学させて貰えるようにお願いをしました。
深夜2時に戻って来る定置網漁の船を待って水揚げされた魚の仕分けから参加するらしいので、平塚駅近辺の漫喫に宿をとっていては実現出来なかったことです。
その日をきっかけに一日も欠けることなく深夜2時から参加して来ましたが、それを何年にも渡り続けている板長の魚に対する想いには本当に頭が下がります。
また仕分けから参加することで、漁師さん同士や板長との会話から様々なことを教えて頂きもするのです。
本当に貴重な時間です。
はい、左様なり♪