昨日の修行は、定置網漁の中から仕入れた鯖195匹を開きにする作業から始まりました。
要した時間が3時間半…
まあまあいい感じで進行したと思います。
頭を落とし内蔵を出して腹を洗い開くまで、1匹約1分ですからね。
二ヶ月前は40匹で1時間10分ぐらいかかってましたから、そういう意味では成長したと思います。
ただ、作業が全て正確でなければ"身に付いた"とは言えません。
そこはまだ難があるなという自覚があります。
仕上がりが、いわゆる"美しく"ないわけです。
ということはきっと包丁使いも美しくないのだろうなと、自ずと思うわけです。
一朝一夕に身に付くものではないと解ってはいますが、なかなか歯痒いところでもあります。
鯖のあとはハナダイとアカムツを捌いてから、賄いを頂きました。
豪快にワラサのカブト焼き、小鰯の南蛮漬け、それに生しらすです。
このカブト結構大きいですし御飯も大きめの丼なのですが、画面からは伝わりにくいですね。
塩がしっかり利いたカブト焼きも美味しかったですが、小鰯の南蛮漬けがまた良かったです。
玉ねぎのシャキシャキ感がすごく心地よかったんですよね。
板長に言わせると
「誤魔化しで作ってるよ」
とのお言葉ですが、なら尚更素晴らしいです。
主婦の方々からすれば本格的な作り方よりも、誤魔化しでこのレベルならこちらを知りたいですよ。
ササッと作って美味しいって最高ですからね。
いつもいつも、賄いからも勉強になります。
はい、左様なり♪