昨日は七夕でしたね…
織姫と彦星は果たして会うことが出来たのでしょうか。
七夕の晩に天の川が雨雲におおわれると、その年の二人の再会は叶わず終わると思っている人は多いと思います。
一年に一度しか会うことが許されていないのなら、そんな切ないことはありませんよね。
(因みに昨夜20時頃の大磯はこんな空でした)
でも実は雨で天の川の水位があがって渡れなくなると、物語の中ではカササギという鳥が大量に集まり橋をつくって渡してくれるとなっています。
つまりは毎年会えているんですよ。
それでも
「一年に一度じゃないか」
と思うでしょうが、神話の世界ですから人間にとっての一年は神々にとっては大した時間ではないのかも知れません。
そもそも、なぜ一年に一度しか会えなくなったかというと…
お互いを好き過ぎていつも一緒にいるばかりで、織姫は機を織らなくなり彦星は牛の世話をしなくなったからです。
そして引き離されると今度は悲しみにふけるばかりで仕事をしなかったので、ちゃんと働けば一年に一度だけ会わせて貰えることになったのです。
かたちとしては、めでたしめでたし出良かった良かったという結びなのだと思います。
さて子供たちはこの物語から何を学べばいいのでしょう。
恋をテーマにしたお話なら、もっと無条件で幸せなストーリーでよくありません?
はい、左様なり♪